自分の殻を破れないと感じる時にやってみたい3ステップ ココロノマルシェに回答しました

みなさん、こんばんは。

カウンセラーの「しゅうこ」です。

今日は、オンラインカウンセリング ココロのマルシェに寄せられたお悩みに回答させていただきました。

 

ココロノマルシェとは、根本裕幸さんの「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、Web上で相談にお答えする無料サービスです。

 

現在ご相談が少ないそうで、あなたのお悩みにたくさんのカウンセラーから回答がもらえる

大大大チャンスになっています!

ご相談はこちらからどうぞ。

 

【ご相談】 就活と自分自身について

初めまして。ららと申します。2つほど相談したいことがあります。現在大学生です。

1つ目は就活についてです。やらなきゃと思いつつも手につきません。

卒業してすぐ働かなくてもいいし、正社員にこだわらなくていいことも分かってますが、後々厳しくなるんじゃないか、後悔するんじゃないかと思い、もうやらないと!と焦っています。でもやりたくないのでずっとぐるぐる考えています。常に頭の片隅に就活のことがあり楽しいことがあっても、ふとこれからどうしようと焦りと不安でいっぱいになります。

やりたくないならやらなければいいんですが、それはそれで不安で、、もう考えすぎてどうしたらいいのか分からなくなりました。何かアドバイスを頂けると嬉しいです。

 

2つ目は自分自身についてです。今の自分はどこか自分を抑えていて、自分の殻を割れないというか、自分を出すことが出来ません。自分の気持ちが分からないときもよくあります。

そんな感じなので周りからはおとなしい、静か、控えめなどのイメージを持たれるのですがそんな自分が嫌になります。だからといって、じゃあ本当の自分はどんな自分なのか分かりません。いつから自分を抑えるようになったのかは思い出せないのですが、なんか今は自分らしくないようなモヤモヤした感じがあります。

なんとかしたいと思い、今は自分の気持ちに意識を向けるようにしたり、日記を書いたり、好き嫌いを書き出したり、自分史をつくって振り返ってみたりしています。

もっと生き生きとした自分になりたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

長くなってしまい申し訳ありませんが、ご回答頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

ららさん

 

ここから回答です

ららさん、はじめまして。カウンセラーのしゅうこといいます。

ココロノマルシェへのご相談ありがとうございます。

 

就活って最初に

・自分の興味がある業界や会社について調べてみましょう

・自分の価値観や得意不得意、好き嫌いなどについて考えてみましょう

って言われるんじゃないでしょうか?

(就活したのが十数年前なので、今の常識と違っていたらごめんなさい(;’∀’))

 

しかし、

>本当の自分はどんな自分なのか分かりません。

と思っていらっしゃるららさん。

 

「本当の自分が分からないのに、自分の価値観なんて分からない。ましてや履歴書やエントリーシートなんて書けない(´;ω;`)」と、

就活に対する抵抗を感じてらっしゃるのかなぁ?と想像しました。

(全然違う状況だったらごめんなさいね。)

 

そこでまず、2つめのご相談の中にある

>自分を抑えていて、自分の殻を割れないというか、自分を出すことが出来ません。

となっている理由と

>もっと生き生きとした自分になりたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

ということについて考えてみたいと思います。

 

 ***

まずカウンセリングで伺ってみたいのは

「誰かの気持ちや意見、状況にあわせることが習慣になっていませんか?」

ということです。

 

>周りからはおとなしい、静か、控えめなどのイメージを持たれる

ということなので、特に人前で自分の気持ちや意見を出さないようにしているのかもしれません。

 

例えば・・・

・今はゼミの時間だから、(自分の考えよりも)ゼミの教授が気に入りそうなことを答えよう

・今は陽キャな友達と過ごしているから、(自分の気持ちよりも)場の雰囲気を壊さないようにあわせよう

・バイトではお金をもらっているんだから、(自分の体調や都合よりも)シフトや仕事が回ることを優先させよう

・今はお母さんと過ごしているから、(自分の気持ちよりも)お母さんの機嫌を損ねないようにしよう

という感じです。

 

もし、1日のほとんどを無意識に、誰かの気持ちや意見、状況に合わせて振舞い、自分の気持ちを感じたり、自分の意見を伝える時間がごく僅かだとしたら

>自分の殻を割れないというか、自分を出すことが出来ません。自分の気持ちが分からないこともあります。

という感覚になるのも自然なことでは?と思いました。

 

次にお伺いしたいのは、

「何故、無意識に誰かの気持ちや意見、状況に合わせて振舞ってきたんでしょうね?」

ということです。

 

自分さえ我慢すれば丸く収まる、という犠牲的なところがあるんでしょうか。

誰かの期待に応えたい、優等生でいたい気持ちがあるんでしょうか。

人間関係の中に、「空気を読め」「空気が読めない奴は痛い奴」と見下して笑う雰囲気があり、自分の気持ちや意見を伝えるよりも、おとなしく、静かに、控えめにしていたほうが安全、と感じるんでしょうか。

(もし、そんな人間関係の中にいるなら、自分の気持ちや意見を出すのは怖いですし、これまでに自分の気持ちや意見を伝えて笑われたことがあるなら、恥ずかしい、みじめな気持ちになっただろうと思います。

 

いずれの場合も、ベースには、「ありのままの自分では愛されない」という自己否定があるんじゃないかな?と思いました。

 

ご提案

次に、「ありのままの自分では愛されない」という誤解を解くプロセスをご提案してみたいと思います。

もし興味があったら、取り組んでみてくださいね。

 

①自分の気持ちや意見と行動を記録し、食い違っているところがないかチェックする。

一日を振り返る時に自分の気持ちや意見と実際に取った行動を記録し、自分の気持ちや意見と、行動が食い違っているところがないか考えます。

「私はこの時××と言ったけど、本当は○○と思ってたな」という場面が出てきたら、何故本心と違う行動を取ったのか?を考えてみてください。

(既に自分の気持ちに意識を向けたり、日記をつけているということでしたのですでに取り組んでいるかもしれませんね^^;)

 

②どっちがいい?と自分に聞いてみる

①で自分の気持ちと行動が食い違っている場面を想像して、「自分の気持ちと実際に取った行動、どっちがいい?」と自分に聞いてみてください。

・自分の気持ちに従いたかった、と思う場面

・やっぱり、実際に取った行動を取りたい、と思う場面、

(例えば、『ゼミに行きたくないと思ったけど行った。何故なら、ゼミに行かないと単位がとれず、卒業できないから』といった場面です。卒業できないのは困りますよね?)

・どっちでもよかったな、と思う場面

が出てくるのではないかと思います。

 

③行動を自分の気持ちにあわせる。その後の周囲の反応を観察する。

②で自分の気持ちに従いたかった、と思う場面や、どっちでもよかったな、と思う場面があったら、自分の気持ちの通りに行動してみてください。

最初は怖いと思います。が、生き生きとした自分になるにはここが正念場です。ちょっと勇気を出して行動してみてください。あなたが少しでも安心感や好印象を感じる相手だと試しやすいかもしれません。

 

③に取り組んだ時に、周囲の反応をそっと観察してみてください。きっと、周囲の人はいつも通りの笑顔でいたり、「へー、あなたってそんな人だったんだ!」と面白がってくれたりするのではないかと思います。(もちろん誰も何も気に留めず、スルーされることもあると思います。)

「本当の自分を出しても大丈夫なんだ」という安心感や「本当の自分も愛されるんだ」という実感を持っていただけるのではないかと思います。

 

自分の気持ちを優先して行動することに慣れてきたら、「自分が好きなこと」「自分が少しでも興味を持ったこと」も優先してみると良いと思います。

(私はオタクなので、好きなことをやっている時が一番生きてるー!!という感じがします。お勧めです!!)

自分の気持ちや自分の好きなこと、興味を持ったことをやり続けることで、生き生きしながら生きていけると思いますよ^0^

 

(適切なイメージワークが思いうかばなかったので、今回はお休みです)

 

***

今回は、就職活動に対する抵抗についてはあまり触れませんでした。

 

ただいま1月のカウンセリングモニターさんを募集中ですので、

カウンセリングの中でお話しいただけたら嬉しいです。

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自然の中で本物の自信を育てよう キャンプカウンセラー しゅうこのブログ

 

価値・魅力・才能

ららさんは、ご自分の悩みを綺麗に整理して分かりやすく伝える、文章力のある方だな、と感じました。きっと「コミュニケーション力が高い方」なんだろうと思います。

 

また、

>卒業してすぐ働かなくてもいいし、正社員にこだわらなくていいことも分かってます

と書かれていますので、新卒一括採用の風潮に縛られない「自由さ」も持っているのではないでしょうか?

 

一方で、周囲の方から

>おとなしい、静か、控えめ

と言われることが多いららさん。

 

おとなしい、控えめ、いうことは、

「一歩下がって、相手の意見を聞いてあげる能力がある」のではないかと想像します。

 

ららさんはこの特性を

>嫌になる

と感じていらっしゃいますが、仕事の場面では必要になる場面がたくさんあると思います。

(大学を卒業して就職したての方は、上司からの指示を聞き、正確にこなすことが求められることが多いのではないかと思います。)

 

自由さと、人の話を聞く能力を主体的に使い分け、高いコミュニケーション力を発揮することができれば、多くの企業で活躍できるのでは?と思いました。

 

今日ご提案したワークや、カウンセリング等を利用しながら、自分が生き生きと生きられる人生について考えてみてくださいね。

応援していますヾ(*´∀`*)ノ

 

***

ただいま1月のカウンセリングモニターさんを募集中です。

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 キャリアコンサルタントを目指して勉強中ですが、これまで学んできたことをもとに、キャリアに関するご相談を受けることも可能です。

 

ありがたいことに、平日残り1枠となっております。

ぜひこのタイミングでご利用くださいねー^0^

(ご案内している日程以外もご利用可能です。ぜひご連絡ください。)

 

なお、より良いサービスを提供するため、2月からは有料化させていただく予定です。

「カウンセリングに興味はあるけど、いきなりお金を払うのは怖い・・・」

という方もぜひ、今のうちにお試しいただけると嬉しいです。

(強引に有料セッションへ勧誘したりしませんので、ご安心を^^)

 

***

このブログを読んでくださったあなたの気持ちが緩んで、

「ほっ」とできますように。

しゅうこ

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