こんにちは。
キャンプカウンセラーのしゅうこです。
仕事を十分頑張っているのに、暇になると「自分は必要とされてないんだな」と空しくなるというご相談。
もしかしたらそもそも「無価値感」があるから、何をやっても必要とされていない感じがするのかもしれません。
こんにちは。
過去に何度か転職してきましたが、その度に同じような問題が起きます。
どこもパートです。
1暇
仕事内容が決まっていなかったり、決まっていてもそれ以上の仕事がなかったりして暇な時間が多いです。
暇が苦手なので、仕事での時間潰しが苦痛です。
もちろん「なにかやることはないですか？」と毎回聞いています。
が、
「電話とってくれたらいいから」
「事務所にいてくれたらいいから」
と言われます。
自分には信頼や価値がないのかと思います。
2 上司に評価されない
仕事を一生懸命頑張り、ミスなく丁寧に成果をあげても、面談などで
「もっとこうしてほしい」
「この部分がダメ」
など、いいことは言われずダメ出しされます。
せめて、なにかいいことを言ったあとダメ出しなら受け入れられるのに…
こんなことを書くと、他のサイトでは
「頑張りが足りない」
などと言われそうですが…
私なりに頑張ってると思っていて、毎日自分を褒めるようにはしています。
暇でないときの仕事は楽しくやっていますが、自分は必要とされてないんだな、コマのひとつか、と思ったりして空しくなることもあります。
自己肯定が足りないんでしょうか？
投影？
もしよかったらアドバイスお願いします。
(amikoさん)
amikoさんこんにちは。
しゅうこが回答していきますね！
パートさんは、仕事内容が決まっているというところも多いですよね。
暇すぎてもできることがなく、ただ時間が過ぎるのを待つのが苦痛になるのも本当に無理ないことだと思います。
私も普段仕事の範囲が決まっている仕事をしていて、仕事がない時はほんとーに苦痛です。
仕事時間中は、スマホ見たり、ゆっくりすることもできないですからね。
速やかに仕事をおわらせて、
「なにかやることはありませんか？」
と聞かれるのamikoさんは仕事ができるかたなんじゃないかなぁ？と思います。
これから更に活躍していきたいなら、正社員になるというのも一つの手ですよね。
(何か事情があってパートを選ばれているのかもしれませんけど)
正社員であれば、仕事の幅が広がることが多いです。
与えられた仕事に取り組みつつ、業務改善や新しい企画など、自ら考えて行動することも増えますから。
もし興味がありましたら、正社員を目指してみるのはいかがでしょうか？
さて、ここからは、心理面から回答してみたいと思います。
amikoさんは仕事で、必要とされたい、認められたいという思いがあるみたいですね。
誰しも思うものではありますけど、もしかしたらその中に、
「周りの人から認められることで、自分は価値がある存在だと思いたい」
という思いが隠れているのかもしれません。
もしそうであれば、そこには「私は価値がない存在だ」という前提がありそうです。
「私は価値がない存在だ」というのは、心理学用語で
無価値感
と呼ばれるものです。
無価値感を感じていると、自分に価値がない感じがするので
「何かしなければならない」
と感じて仕事に駆り立てられたり、パートナーに尽くすことをやめられなくなってしまいます。
無価値感は幼少期の家庭環境など、いろんなきっかけで生まれるものですが、
amikoさんは思い当たるところはありますか？
私のクライアントさんの中で、周りの人の仕事にどうしても口出しせずにはいられない、というAさんがいました。
自分でもおかしいと思いつつ口出しをやめられず、煙たがられることも度々あり、相談に来られました。
Aさんと私で一緒に過去を振り返ってみると、
Aさんは中学時代に部活で自然に過ごしていただけなのに、
「態度が生意気」
と言われ、先輩や同期からいじめを受けた経験がありました。
一時期学校にも行けなくなり、家でテレビを見るだけの毎日がとても孤独だったそうです。
それでも気合と根性で中学を卒業し、高校生になったあるとき、クラスに転校生がやってきました。
担任の先生から、転校生の友達になってほしいと頼まれたAさん。
転校生は仲良くなれるような共通点も乏しく、関係作りが難しかったそう。
それでも卒業まで転校生を気にかけて友達としてふるまい、先生から感謝されたことがあった、と話してくれました。
中学時代のいじめで、「そのままの私には価値がない」と無価値感をこれでもかと味わい、一人ぼっちの孤独を感じたAさんですが、
高校時代に「誰かの役に立つ」ことで感謝される成功体験ができたんですよね。
居場所もできて、ホッとしたと思います。
そんな出来事により、「誰かの役に立つ」ことに駆り立てられ、周りの人の仕事にまで口出ししてしまうようになったのでした。
無価値感から人の仕事にまで口出しするのをやめられなくなったAさんに、私は
「何もできなくても愛されている証拠を探しましょう」
という宿題を出しました。
仕事ではやや煙たがられていたAさんですが、実は学生時代から続いている友達も多かったんですね。
Aさんの友達がなぜそばにいてくれるのか？考えてみましょう、というモノでした。
最初は「○○を教えてあげて役に立ったから」という答えが多かったですが、次第に
「「毒舌トークが面白くて、一緒にいて楽しい」とか、
「笑った顔がかわいいし、おしゃれ」って言ってもらった」
などの答えも出てくるようになりました。
「誰かの役に立つ」こと以外でも居場所ができる実感が得られたのか、それ以来Aさんとお会いすることはめっきりなくなりました。
（便りがないのが順調な証拠だと祈っています。）
amikoさんももしかしたら、Aさんと同じように無価値感が生まれるような経験があり、
「仕事で役に立つ」ことで、無価値感を埋めようとしているのかもしれません。
もしよかったらカウンセラーと一緒に、過去の経験を振り返ってみてくださいね。
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ご相談お待ちしていますね。
「今のままでいいのかな？」とモヤモヤしたら、いつでも来てね。
1人で頑張る必要はないからさ。
あなたの幸せに向かって、一緒に進んでいこー！
しゅうこ
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