パートナーシップの振り返り8 自立の始まり

みなさんこんばんは。
カウンセラーになるための勉強中の
「しゅうこ」です。
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このブログでは、
【3ヶ月先まで予約のとれないカウンセラー
根本裕幸さん】
https://nemotohiroyuki.jp/
が提供されている「お弟子さん制度」で
考えたこと、学んだことを、
私なりの言葉でお伝えしていきます。
(このブログでいうカウンセラーは
2019年に国家資格になった公認心理師や、
民間団体が行っている心理系の資格を持つ方々
ではなく、
広い意味のカウンセラーを指しています。)
 
***
 
お弟子さん制度4月度に、
「パートナーシップについて振り返ってみよう」
という課題があり、
 
5月度の課題で、
「家族、パートナーシップ、仕事について
振り返った内容をもとに、自分の才能や魅力を
カウンセラー目線で考えてみよう」
という課題が出たので、
パートナーシップの振り返りをしています。
(課題の提出は終わったし、もう6月も終盤ですが、
まだ途中なので続けてみます)
 
***
 
夫が「仕事」「飲み会」と言って
土日に頻繁に外出するようになり、
違和感を感じながらも
問い詰めるのを我慢していた私。
 
実家から家に戻って半年ほど経った頃、
夫がおばあちゃんの四十九日で
一人実家に帰っている時に
魔が差して、
夫の仕事用鞄を漁ってしまいました。
(ケータイを盗み見するような感覚で)
 
いろいろ入っていた鞄の中から
Wordで書かれた署名も署名もない
手紙が出てきました。
 
内容は大まかにいうと、
「既婚者が、
既婚女性と朝から仲良く出勤するのは、
社会人としてどうなんでしょう?
自分の態度を見直してはどうですか?」
というもの。
 
私はそれをみて、
「あーーーーーー、
アイツ!!
浮気してやがったな!!!!!」
と怒り心頭に。
(手紙が夫宛てのものかも分からないし、
手紙に具体的なことは何も書いておらず、
浮気をしていたかどうかは分からないのに、
です)
 
そこから夫が帰ってくるまでの間、
家宅捜査ばりに
家中の夫の私物を漁って
「怪しい」
と思ったものを集めまくり、
法要から帰ってきた夫にそれらを突きつけ、
直接対決を挑みました。
 
普段はかなり温厚な夫ですが、
その時は激怒し、
言い争いと取っ組み合いになりました。
(夫は22時くらいに戻ってきて、
翌朝5時くらいまでやった・・・。)
が、浮気は否定しました。
 
でも私は夫を全く信用できませんでした。
 
それからしばらくの間、
夫が浮気した、という考えが頭から離れず、
夫の行動や持ち物を常に監視し、
ちょっとでも引っかかったものは全て
浮気に結びつけ、
 
「浮気してるだろ!
お前が間違ってるんだ!!
非を認めて謝罪しろ!!!」
と攻撃する材料にしていました。
 
その他にも、夫の浮気の証拠を掴もうと、
2ヶ所の興信所に行って話を聞き、
見積もりをもらったりもしました。
 
(いいお値段がするそうですが、
素晴らしい証拠写真が撮れるらしいです。
 
余談ですが、興信所の方は
私の話をよく聞いてくれて、
「今は浮気されたばかりだし、
赤ちゃんが産まれたばかりの時期に
浮気が分かったのはつらいと思うけど、
本当に今、浮気調査がいるかよく考えてみて?」
と言われたのを覚えています。
 
水戸黄門のごとく、
印籠(浮気の証拠)を突きつけるだけで
悪事(浮気)をやめさせることはできないし、
 
本当に浮気してると分かった場合に
結婚を継続するのか、離婚するのか、
どちらを選ぶにせよ、その後の生活まで
よく考えて決めてからの方がいいよ、
というニュアンスだった気がします。)
 
そのほかにも、夫のSNSから
浮気相手だろうと思われる女性を見つけて
毎日チェックしたり。
(夫の行動と女性のSNSの投稿内容が
被っている人がいて、
この人!と認定していました。)
 
どんな仕返しをしてやろうかと、
ネットで復讐方法を調べまくる
ということもよくやっていました。
 
「自分・配偶者・浮気相手の
家族全員を集めておき、
言い逃れのできない状況を作り、
家族全員の前で白状させ、謝罪させた」
というのが多かったです。
 
これはこれで
「スカッとするだろうな」
と思いましたが、
 
安価で地味にダメージを与える方法として、
「腐葉土を大量に買って
匿名で浮気相手に送りつける。
10万円くらいで浮気相手の
家が埋まるくらいの土が送れる。」
といったことを書いている人がいて
思わず笑ってしまいました。
 
(復讐を考えるのが馬鹿馬鹿しくなって、
ちょっと気が抜けたのを覚えています。
土がもったいないから、
そんなことしちゃダメですよ。)
 
***
 
そんな鬱々とした日々を
2ヶ月程過ごした後、
私は育休が明け、職場復帰しました。
 
子どもは保育園に通い始め、
御多分に漏れず、
感染症をもらってきて高熱を出しました。
 
私も夫も子どもの感染症をもらってダウン。
 
「誰も子供の世話ができない!やばい!!」
と思った私は自分の両親にお願いし、
新幹線で4時間かけて
子どもを迎えに来てもらって、
感染症が治るまで
預かってもらうことにしました。
 
子どもは私の実家で、
私は私の家で体調が回復した時、
私は子どもを迎えに行くことにしました。
 
夫も一緒に迎えに行かないかと誘いましたが、
「家でやらないといけない仕事があるから
行かない」
とのこと。
 
「私の両親に迷惑をかけたんだから、
一緒にお礼をしてほしい。
一緒に来て欲しいんだけどな。」
と思いながらも
もめるのが面倒くさくて言えず、
1人で子どもを迎えに行きました。
 
子どもを連れ帰った翌日、
私が夫の洗濯物を干していると、
夫のズボンのポケットから、
我が家から車で2時間ほどのところにある
鰻屋さんのレシートが。
 
そして、私が怪しんでいた女性のインスタにも、
夫のレシートと同じ日付で
そのお店に行った写真があがっていました。
 
勝手な憶測ですが、その時は
「私が子どもを迎えに行っている間に、
夫は女性とご飯食べに行ってたな(怒)」
と思いました。
 
そして、
「あー、この人(夫の事)は、
自分の子どもが高熱を出して、
世話をしてくれた人(私の親のこと)に
お礼を言いに行くわけでもなく、
こうやって、
女の人のところへ行くわけね。
…だったらもういいわ。」
と思いました。
 
このことがきっかけで、
夫を「自分のパートナー」
と思うのをやることにし、
「「子どもを成人させて社会に送り出す」
という目的を達成するために
一緒に活動する人」
だと思うようにしました。
 
会社はお客さんに喜んでもらったり、
売上・利益を上げたりするために、
時には考え方が違ったり、
相性の良くない人とも協力して
活動する場所です。
 
私は、会社で嫌われがちな人たち
(自分の役割から逃げようとしたり、
ものの言い方が失礼だったり、
身勝手なスケジュールで仕事を振ったり、
頼りなかったり…)
とチームになって
仕事をすることがありましたが、
自分の役割に徹することで
目的を達成した経験が何回かありました。
 
家庭生活もこのマインドで行けば、
20年くらいはやっていけるだろう
と考えたのでした。
 
つづく
 
***
 
今回書いた出来事をカウンセラー目線で
考えてみます。
 
私の場合、
家族について振り返るワーク

パートナーシップの振り返り1
で書いたような事情で、
小さい頃に親から精神的に自立して
親と距離のある関係を築いてきました。
 
自立の陰には、
「親は兄ばかり優遇して、
自分を大切にしてくれなくて寂しい」
「自分には愛される価値がない」
といった感情や、
「誰も本当の私を分かってくれない」
という気持ちがありました。
 
夫は基本的に私の話を聞いてくれ、
私が試し行動をとったり、
激しく怒ったり(甘えの一環)しても
受け止めてくれるタイプでした。
 
それで私は夫のことを
「どんなに激しく当たっても
受け止めてくれる人」
「わがままを言って甘えていい人」
だと思い、
どんどんわがままになっていきました。
 
これは、
「対等な関係のパートナー」
というよりも、
「親(=夫)」と「子ども(=私)」
に近いものだったと思います。
 
今回書いた出来事が起こるまでの間、
実の親に甘えられなかった分、
夫を親の代わりにして
十分甘えさせてもらった
んだろうと思います。
 
今回書いた出来事が起こったことで、
私は夫に対して激しい怒りを感じ、
心の距離をとったわけですが、
 
これは
「子どもが親へ不満や怒りを抱くことで
親から心理的な距離をとり、
自立していく」
という反抗期のプロセスと同じです。
 
つまり、
私は夫との関係の中で、
子ども時代から思春期まで
やり直しさせてもらったわけです。
 
一つの出来事を
こんな風に捉えなおしてみると、
親の代わりをやってくれた夫はすごいし、
親でもない夫に
子ども時代から思春期までのプロセスを
やり直させてもらえたことは
「ありがたいことだったなぁ」
と思います。
 
さらに、夫から自立して以降のことを考えると、
周囲の人との関係は良くなっていったし、
主体的な行動も増えて
いい意味での「大人」
に近づいて行った気もします。
 
次回は精神的な反抗期を迎えた私が
今回の出来事から立ち直るために頑張った
期間のことを
振り返ってみたいと思います。
 
***
 
ブログを書くにあたって
当時のことを書き出してみると、
「結構自分の思い込みで
夫のことを決めつけていたな」
と思うことが多いし、
激しく怒っている割には
問題解決に向けて何か行動するわけでもなくて
ブログに書くのが恥ずかしかったです(照)
 
そんな内容の
パートナーシップの振り返りではありますが、
まだしばらく続きますので、
もしよろしければおつきあいください。
 
***
 
そうそう、
しゅうこのカウンセリングは、
7月6日以降に
無料モニターさんを募集する予定です。
 
あまり枠は多く取れないと思いますが、
ご応募いただけるとうれしいです!
 
***
 
ここまでお読みいただいて
ありがとうございました。
心と体をゆっくり休めてまた、
お会いできたら嬉しいです。
それではおやすみなさい。
しゅうこ。
 

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