パートナーシップの振り返り7  「我慢」という名の補償行為

みなさんこんばんは。

カウンセラーになるための勉強中の

「しゅうこ」です。

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このブログでは、

【3ヶ月先まで予約のとれないカウンセラー

根本裕幸さん】

心理カウンセラー根本裕幸オフィシャルブログ
3ヶ月先まで予約の取れない心理カウンセラー根本裕幸(ねもとひろゆき)が結婚、恋愛、ビジネス、家族の問題を心理学で解決。

が提供されている「お弟子さん制度」で

考えたこと、学んだことを、

私なりの言葉でお伝えしていきます。

(このブログでいうカウンセラーは

2019年に国家資格になった公認心理師や、

民間団体が行っている心理系の資格を持つ方々

ではなく、

広い意味のカウンセラーを指しています。)

 

***

お弟子さん制度4月度に、

「パートナーシップについて振り返ってみよう」

という課題があり、

 

5月度の課題で、

「家族、パートナーシップ、仕事について

振り返った内容をもとに、自分の才能や魅力を

カウンセラー目線で考えてみよう」

という課題が出たので、

パートナーシップの振り返りをしています。

 

***

前回のブログでは、産後うつからの回復と、

その後私がまたしても夫へ攻撃していたこと

について書きました。

 

今回は、実家から我が家に戻った際に、

夫から離婚の話が出てようやく反省し、

私がとった行動について書いてみます。

***

 

夫から離婚を切り出された妻が、

「夫と離婚しない」ために、

普通どんなことをすると思いますか?

 

ネットでアドバイスを調べてみると、

・妻は毎日笑顔で夫に接する

・妻はおいしいご飯を作る

・妻は家を綺麗に保つ

・妻は夫のプライベートな時間を優先する

・妻は夫を気遣い、優しく接する

・妻は夫に「女」として見られるよう努力し、

夫婦生活を大切にする

などなど。

 

妻のいる家が夫にとって

「帰ってきたくなる居心地のいい場所」

にしましょう、というのが趣旨のようです。

 

この頃から、何でもネットでググる癖のあった

私は、こういった情報と自分の行動と比較して、

「夫は食事には不満がないみたいだし、

家は綺麗に保ってるつもり。

それ以外が問題なんだな。」と考え、

私なりに笑顔を心がけ、

愚痴は控え、

夫に気遣って優しくするようにしました。

 

気を遣った例でいうと、

・夫が休みの日に

朝からリビングでアニメを見ていて、

私が「とてもうるさい」と感じてイライラしても

我慢し、自分が夫と違う部屋に移動する。

 

私は夫がいない時、

赤ちゃんを頑張って寝かしつけて、

その間に息抜きしていたので、

赤ちゃんが起きてしまう可能性があるTVは

極力つけないようにし、

つけてもボリューム最小で過ごしていました。

夫は普通にTVを見ていただけでも、

私にはとても騒がしく感じました。

当時は「うるさい!迷惑!!」と思いながらも

「夫は普段外で仕事をしてきて疲れてるんだ。

夫はアニメが大好きなんだから、

今ぐらいは私が我慢しないと」と

自分の気持ちを抑圧し、

不機嫌な態度を取りながらも

何も言わないことを繰り返していました。

 

・子どもとの接し方にイライラするところが

あっても何も言わずに我慢する

 

平日、夫は朝7時から夜10時ごろまで

仕事で不在にしているので、

私は夫に

「せめて休みの日は

子どもをかわいがる様子を見せてほしい」

と思っていました。

 

夫は赤ちゃんにミルクをあげたり、

オムツを替えたりといった「世話」を

してくれるものの、

何をするにも半寝の状態か

スマホをいじりながら。

 

そんな様子を見て

私は全然「かわいがっている」ように見えず、

「何なの?この人…」とイライラしたり、

「子煩悩なお父さんになってくれると

思ってたのになぁ」

と残念な気持ちになったりしていました。

また、夫に寝かしつけをお願いすると

夫がぶっちぎりの一位で寝て、

子どもは起きていることがしょっちゅうでした。

 

夫にダメ出ししたくなったときには、

ネットの海に繰り出して、

「ダメな夫の例」を読み込むことで、

「うちの夫はまだマシじゃない」と、

自分で自分を宥めていました。

 

(赤ちゃんがおしっこをしたときは

夫が紙オムツを替え、

うんち(くさい、綺麗にするのに手間がかかる)を

したときは必ず妻に替えてもらう。

夫1人で赤ちゃんの世話ができないのに、

親や友達の前、SNSの中ではイクメンぶる、

などなど、

本当にいろんな例がありまました・・・。

「イクメン」という言葉がさらに浸透し、

問題点が共有されるようになった今でも

同じなのかなぁ?)

 

・平日夜も、休みの日も夫が家にいないことを

不審に思っても、問い詰めない

妊娠前までの夫は

仕事が終わったらまっすぐ家に帰ってくる人

でしたが、

この頃はやたらと帰ってくるのが遅く、

また、「送別会」と「歓迎会」があると言って、

飲みに出かけていました。

「そんなに頻繁に人の入れ替わりがあるって、

変じゃない?」

と思いつつ、

夫の話す「この日は経営者の交代」

「この日は製造現場の子が退職」

「この日は現場に新しく入った子の歓迎会」

という理由を何とか受け入れていました。

 

また、夫の仕事は基本土日休み。

でもこの頃は

「製造にトラブルがあったから

リカバリーのために現場に出ないといけない」

と言って、ほぼ毎週出かけていきました。

 

私も産休までは

自分の働く会社の製造部門にいたので、

トラブル対応で

土日出勤が必要な場合があることは

理解できたのですが、

あまりにも頻繁で

「そんなにトラブルが続くって、

会社の製造管理の仕組み自体おかしくない?!」

と思わず夫の会社にダメ出し。

 

夫は「そっち(私のこと)が働いてる会社とは

規模が違う(夫の会社の方が小さい)から

システムも違うし、

おんなじようにできるわけじゃないんだよ!」と

怒って喧嘩になりました。

 

私は

「さすがに仕事のことに口出しするのは

まずかったかなぁ」と、

口をつぐむことにしました。

 

心の中では出産の前と後での

夫の変化に対する違和感と、

「何でよりによって子どもが小さい今の時期に、

そんなに仕事を優先しないといけないの?

そんなのおかしいよ。

小さい子どもと一緒にいられるのは

今しかないのに。」

という私なりの「正論」が渦巻いていましたが、

「まぁまぁ。

そんなこと言うとまた喧嘩になるから黙っとこ。」

と、自分で自分を宥めていました。

 

・夜寝るときには自分から夫を「お誘い」してみる。

 

妊娠中、切迫早産の兆候があったり、

産後も授乳で夜中起きたりしていたため、

ずっと夫婦生活を持っていなかった私たち。

(他にもいろいろな理由がありましたが、

ここでは割愛します。

知りたい方はカウンセリングで♡)

 

夫とお付き合いしていた時や、

夫婦二人だけの時は

「喧嘩してもHして仲直りする」

というパターンを持っていました。

また、最初に書いたようにググって調べた結果を

忠実に実行しようとしていたところもあり、

寝る時間が一緒になった時には私から

ピッタリくっついて「お誘い」してみる

ことに何度も挑戦しました。

 

でも夫は毎回「疲れているから(したくない)」

と言って即爆睡をキメていました。

 

私もそんなに夫を求める気持ちや、

夫が愛しい気持ちがそこまでない中での

お誘いだったので、

「まあ、こんなもんか」

とは思うものの、どこかで

「あー、虚しい」

という気持ちを抱えることになりました。

 

こんなふうに、

私は離婚を回避するべく

いろいろやってはみたものの、

イライラや我慢、虚しさを感じて

少しも楽しくない状態が続くのでした。

 

つづく

 

***

 

自分なりに我慢して、

夫を気遣っているつもりでしたが、

我慢出来ずに怒鳴り散らすことも

引き続きやっていましたし、

夫といるときの私の表情は常に険しく、

イライラしていました。

 

この時の私の心の状態はを分析してみると、

こんな感じだったんだろうと思います。

本心

表面的な感情

行動

夫のことが好きで、大切。
恐れ 夫に嫌われ、離婚になることが怖い。

夫を失い、今後子どもと二人で生活していくことが怖い。

罪悪感 私が言いたいことを

言いたいように言った結果、

夫が「真剣に離婚しよう」

と思うほど傷つけ、

苦しめてしまった!

夫を傷つけないように、

私は言いたいことを

我慢ないといけない。

期待 夫に居心地のいい家を

提供したら、

夫は以前のように

仲良くしてくれるだろう。

犠牲 私は自分の気持ちよりも、

夫にとって居心地のいい家

を作ることを

優先しなければならない。

補償行為 夫に合わせるために我慢する

今振り返ってみると、

当時は自分の愛や、

愛があるゆえの恐れ、罪悪感

が完全に隠れてしまっており、

表面的な感情に振り回されていたなぁ、

と感じます。

 

当時は心の仕組みを知らなかったので、

仕方がないことなんですけどね。

 

それに、仕組みを知っていたとしても、

冷静さを欠いた自分一人では、

こんな分析はできなかったと思います。

 

もっと早くにカウンセリングと心理学に

出会っていたら、

この危機も

もっと軽々乗り越えられたかもしれません。

 

私と同じように、

夫から離婚の話を切り出されて

悩んでいる方がいたら、

お友達や家族に相談してみてもいいですし、

カウンセリングも利用してみてください。

 

しゅうこのカウンセリングは、

7月上旬からモニター募集する予定です。

お楽しみに!

***

 

ここまでお読みいただいて

ありがとうございました。

心と体をゆっくり休めてまた、

お会いできたら嬉しいです。

それではおやすみなさい。

しゅうこ。

 

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