
「いい人」ってよく言われる皆さん、こんにちは!
キャンプカウンセラーのしゅうこです。
ダイエットしたいけど、甘いものをガツガツ食べてしまう。
早く寝なきゃいけないってわかってるけど、夜中までX(旧Twitter)を見てしまう。
彼と喧嘩して思いつめ、激重ラインを送りつけてしまう。
こんな『わかっちゃいるけどやめられない』こと、よくあるのではないでしょうか?
よくないと分かっている行動をとってしまうのには、それなりの理由があるものです。
その理由を見つけていきましょう。
もくじ
【ご相談】
お世話になります。
フリーランスで仕事ができるようになりたいと思い準備しているのですが、SNSリセット癖があります。
昔からSNSをやると、最初は当たり障りなく投稿→衝動的に自分の内面をさらけ出したくなりネガティブな投稿や生い立ちを語るような長文を連投→後悔してアカウントごと削除
という行動を繰り返しています。
近年はプライベートではSNSで繋がりたい友達もいないのでやっていませんでした。
友達は多くなく、狭く深く派です。
10年以上前に趣味の繋がりが欲しくFacebookをやったとき、大して喋ったこともなかったような中学・高校の同窓生から一気に友達申請が来て、引いてしまいすぐに辞めてしまいました。
趣味のハンドメイドでは、他の作家さんの投稿を見たり、自分も作品や制作工程を発信してみたいと思い何度か色々なSNSにトライしては、上記のようなリセット癖が発動してしまいます。
今後、Web制作の仕事を副業から始めていきたい、ハンドメイドも作品が増えたので販売してきちんと作家と名乗れるようになりたいという目標があり、一念発起でブログ(note)を始めました。
ところがフリーランスを目指すようになった経緯などを書いていくうちに、自分のメンタルの不調(そもそも適応障害で前職を辞めたことがきっかけ)についてなどを長々と語ってしまい、『これを家族や彼氏やリアルの友達に見られたら引かれるのでは、怒られたり嫌われたりするのではないか』という不安に襲われ、アカウントを削除してしまいました。
素敵な作家の方と相互フォローできたりし始めていたところだったのですが、もし再度始めるとしても、以前に繋がった作家さんと再度繋がろうとするのは失礼だし恥ずかしいことなのではないかと思い躊躇してしまいます。
フリーランスを目指すとしてもSNSが苦手なら「やらない」という選択肢もあるかとは思いますが、『発信したい』という欲求も強くあります。
このような感情とどう向き合っていけばいいのか、内面をさらけ出したくなる→後悔してアカウントを削除するという衝動を抑える方法などありましたら、アドバイス頂けると幸いです。
(ぱんださん)

ぱんださんこんにちは。
しゅうこが回答させていただきますね!
YouTubeで回答しました
ブログでの回答はこちらです
ぱんださんのご相談は、『わかっちゃいるけどやめられない』という問題、ということかなぁ?と思います。
ぱんださんはSNSに
衝動的に自分の内面をとさらけ出したくなりネガティブな投稿や生い立ちを語るような長文を投稿してしまう
っていうことなんですけど、
『わかっちゃいるけどやめられない』
問題って、身近にたくさんありますよね。
ダイエットしたいけど、甘いものをガツガツ食べてしまう。
早く寝なきゃいけないってわかってるけど、夜中までX(旧Twitter)を見てしまう。
残高がヤバいのに、高額な心理学講座を衝動買いしてしまう。
(これ、全部私のことですが、共感してくれる読者さんもいるんじゃないでしょうか。)
そこで今回は、『わかっちゃいるけどやめられない』問題を解決するためのポイントと、
『わかっちゃいるけどやめられない』ことをやめるにはどうすればいいのか?
考えてみました。
『わかっちゃいるけどやめられない』問題を解決するためのポイント
『わかっちゃいるけどやめられない』行動をとる背景にある「気持ち」は何なのか?探してみるのが大事かな、と思います。
何かよくない行動を『わかっちゃいるけどやめられない』のは、「気持ち」の上でその行動をとるメリットがあるからなんですよね。
例えば、ダイエットしたいけど、甘いものをガツガツ食べてしまう私の場合。
私は子どもを産んで以来、体重が標準よりもだいぶオーバーしています。
9歳の子どもから
「お母さん、太りすぎは身体によくないよ!やせなさい!」
と言われており、ダイエットの必要性をひしひしと感じています。
そんな私は、ダイエットのために甘いものを控え、積極的に運動するのが王道だって分かってはいるんですよね。
一方で、私は大学生の就職支援の仕事でストレスを抱えながら働いています。
学生さんの進路相談に乗るのはとても楽しいです。
でも、それ以外の時間、例えば内定がない学生さんに就職相談の利用を促す電話をかけたり、メールを送ったりするのが苦痛。
というのも、この時、職場のおつぼベテラン職員のお姉さま方に見張られて見守られているように感じるからです。
(実際職員のお姉さま方は、他の仕事で忙しくされていて、そんなことはないんですけどね。)
私は仕事の様子を見られていると、何か間違いを指摘されるんじゃないかとびくびくしてしまいます。
そこで、私は仕事帰りにイオンに駆け込み、チョコレートとパフがたっぷり入った1本290kcalもあるプロテインバーを買って、もぐもぐ食べてしまうのです。
プロテインバーをかじった時の甘さ、ザクザクした食感のかたいものを嚙み潰すことで、ストレスが和らぎます。
なんだかホッとしたような安心感を感じることができるんです。
『職場で感じた緊張を和らげて、安心感を手にする』というメリットのために、ダイエットに逆効果とわかっちゃいるけど、甘いものをガツガツ食べてしまうんです。
私がダイエットをしたいと思いながら、安心感というメリットを得るために甘いものをガツガツ食べてしまうのと同じように、ぱんださんも
SNSに衝動的に自分の内面をさらけ出し、ネガティブな投稿や生い立ちを語るような長文を連投する
後悔してアカウントごと削除する
ブログ(note)にフリーランスを目指すようになった経緯などを書き、自分のメンタル不調についてなどを長々と語ってしまう
といった衝動的な行動をとる「気持ち」の上でのメリットがあるはずです。
そのメリットを探すことが、『わかっちゃいるけどやめられない』問題を解決するためのポイントになります。
カウンセリングだったら、
「SNSに衝動的に自分のことを投稿しちゃうのってどんなときですか?」
「ネガティブな投稿って具体的にどんな内容ですか?」
「投稿するまえに何かしてましたか?」
「衝動的に投稿する時ってどんな気分ですか?」
など根掘り葉掘りお聞きして、気持ちの上でのメリットを探していくことになります。
*
今回のご相談を読んだところから、ぱんださんが衝動的にSNSに重い内容を投稿してしまう理由をお話してみたいと思います。
その理由は、ぱんださんの自己嫌悪にあるのではないか?と思いました。
私がそう思ったのは、ぱんださんが過去の自分に対して怒ったり嫌ったりしているのではないか?と感じたからです。
というのも、
『これ(自分のメンタルの不調(そもそも適応障害で前職をやめたことがきっかけ)についてなどを長々と語ったもの)を家族や彼氏、リアルな友達に見られたら引かれるのでは、怒られたり嫌われたりするのではないか』という不安に襲われる
と書いてくださっています。
これは実際にブログを読んだ家族や彼氏、リアルな友達から何か言われたり反応を示された、というわけではないですよね。
それで私は、ぱんださんは、過去の自分に対する怒りや嫌悪を、想像上の家族、彼氏、リアルな友達からの反応に投影しているのではないか?と思いました。
自己嫌悪がある人は、自分の心のうちを大切な人に開示できませんよね。
自分が自分を嫌うように、大切な人に嫌われるのがこわいからです。
そうすると、自分の心のうちのことは、自分の中にためておくしかありません。
普段は自分の内面を出さないようにおさえこんでいるけれど・・・。
本当は誰にもわかってもらえない寂しさでいっぱいではないか?と思います。
そこでSNSというはけ口を作ると、『誰か自分をわかって!』という思いがさく裂。
衝動的に自分の内面をさらけ出さざるをえなくなる、ということではないでしょうか。
『わかっちゃいるけどやめられない』をやめたい。どうすればいいの?
それでは、この『わかっちゃいるけどやめられない』ことをやめていくにはどうすればいいんでしょうか?
今回のご相談でいうと、自己嫌悪を癒していくのが有効なんじゃないかなぁ、と思います。
自己嫌悪を癒すために、なぜ自分を嫌うようになってしまったのか?探ってみましょう。
そのために、幼少期、小学校、中学校、高校、大学、社会人になってから現在までの印象的な出来事を書く『自分史年表』を書いてみるのが、私の最近のイチオシです。
自分のことを周りの人に開示できないということは、それだけ強く自分を嫌わなければならないような出来事があったと考えられます。
そういう出来事は、覚えていること自体がつらすぎますよね。
それで、記憶から消し去り「なかったこと」にしていることも多いのですね。
自分史年表を書いて一年一年丁寧に過去を振り返ると、自分を嫌うきっかけが見えてきます。
そして、大人になった今の自分の目線で、当時の自分を優しい目線で見てください。
本当に仲が良い友達や、親戚の子供を見るような目線です。
ご参考までに私の体験談をお話します
また私の例で恐縮ですが、私は小さい頃大変怒りんぼうでした。
私は、親戚一同から「女の子のクセにかわいくないヤツ!」と非難されて育ちました。
親もかばってくれませんでした。
小さい私はひそかに自己嫌悪し、自分を隠しました。
大人になってからも、自分を出すと非難される気がして、自分をまわりに出すのがとてもこわかったです。
職場の飲み会などでは自分を出さないように、何時間でも聞き役に徹しました。
ただ、それはさすがにストレスがたまります。
普段隠している自分を無理やり出すために、記憶がなくなるまで酒をあおりました。
そうすることで、ようやく自分を出すことができたほどです。
カウンセリングに出会って、小さい頃の私を大人の目線で見てみました。
4歳くらいの友達の子どもが親戚一同から
「怒ってばっかりでかわいくないヤツ!」
と言われていたらどうでしょう?と。
「大人からよってたかってそんな風に言われて、嫌だったよね」
「誰もあなたが怒っているわけも聞いてくれなくて、寂しかったよね」
「自分を守るために、怒ってしまうのも仕方なかったよね」
そんな風に過去の自分に優しい言葉をかけてあげるかな、と思いました。
こんな風に過去の自分を自然と許せるようになると
「そんなに自分を嫌う必要ないか」
と思えてきます。
こんな感覚が自然と湧いてくるまで、やってみましょう。
私の場合は怒りんぼうの性格を受け入れるまで2年近くかかりました。
(これはワークが難しいというより、思い出した時しかやらないからでしょうね(苦笑))
真面目に取り組んだら6か月くらいで自己嫌悪も癒されるようになると思います。
まとめ
自己嫌悪を癒すと、大切な人に自分の心のうちを話すことができるようになります。
そうすると、SNSを再開した時に、衝動的に内面をさらけ出す必要がなくなりますよね。
副業のWeb制作を始めたきっかけや、ハンドメイド作品を制作した意図を伝えるとき。
内面をさらけ出す必要があることもあるでしょう。
そんな時でも必要な内容だけ書くことができるようになります。
コツコツ投稿を続けた財産のようなアカウントを、削除することもなくなっていきますよ。
ぱんださんはハンドメイド作品やWebページの制作といった、創作活動がライフワークになるような創造力豊かでセクシャリティの高い女性ではないかと思います。
ぱんださんの作品や人柄がたくさんの人に知られ、愛されていきますように!
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あなたの幸せに向かって、一緒に進んでいこー!
しゅうこ
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