パートナーシップの振り返り4 私が妊娠中にはたらいた、夫へのモラハラ

みなさんこんばんは。

カウンセラーになるための勉強中の

「しゅうこ」です。

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このブログでは、

【3ヶ月先まで予約のとれないカウンセラー

根本裕幸さん】

心理カウンセラー根本裕幸オフィシャルブログ
3ヶ月先まで予約の取れない心理カウンセラー根本裕幸(ねもとひろゆき)が結婚、恋愛、ビジネス、家族の問題を心理学で解決。

が提供されている「お弟子さん制度」で

考えたこと、学んだことを、

私なりの言葉でお伝えしていきます。

(このブログでいうカウンセラーは

2019年に国家資格になった公認心理師や、

民間団体が行っている心理系の資格を持つ方々

ではなく、

広い意味のカウンセラーを指しています。)

 

***

お弟子さん制度4月度に、

「パートナーシップについて振り返ってみよう」

という課題があり、

5月度の課題で、

「家族、パートナーシップ、仕事について

振り返った内容をもとに、自分の才能や魅力を

カウンセラー目線で考えてみよう」

という課題が出たので、

パートナーシップの振り返りをしています。

 

***

前回のブログでは、夫と付き合っていく中で、

夫の愛情を試す行動をとりがちだったこと

についてお話ししました。

 

そんな私の問題行動はありましたが、

基本的には気が合ったようで

夫の転居を伴う転職や私の就職により、

5年近くに及ぶ遠距離恋愛をした末に、

結婚することになりました。

 

遠距離恋愛中は寂しい思いもしましたが、

毎晩電話をしたり、

お互いの趣味のツーリングで

いろんな場所を旅行したりと

楽しい思い出もできました。

 

結婚後も始めは、赤の他人と住む些細なストレス

(生活リズムの違いや、

洗い物を片付けるタイミング、

洗濯物の干し方、

寝るときのいびき等々)

があったものの、

比較的仲の良いカップルで、

私の問題行動も夫が許容できる範囲

だったんだと思います。

 

 

***

 

 

夫婦のバランスが大きく崩れ始めたのは、

結婚から2年たち、子どもを妊娠した頃でした。

私は妊娠初期からつわりがあって

食べていたものを簡単に吐いたり、

軽度の切迫早産の症状

(妊娠中におなかがカチカチに張る早産の兆候)

が出たりして、

普段通りに生活することができなくなりました。

子どもが順調に大きくなるにつれて、

母親になる自覚が強くなっていく一方で、

これまで通り生活できないことに、

大きなストレスを抱えていました。

 

一方夫は、仕事が忙しい中で

できる限りのサポートをしてくれたものの、

基本的には何も変わらないまま。

 

私はそこに大きな苛立ちを感じて、

夫を攻撃するようになりました。

 

「夫が気に入らない」という前提で

夫のことを見ているので、

些細なことにもいちいち怒っていましたが、

今でも覚えているのは、

一見正論に見えるモラハラ行動の数々です・・・。

 

・夫が検診についてきても

寝るか携帯をいじってばかりいることを見て、

「妊娠経過に無関心だ!」と攻撃する。

・私が早い段階から出産後の生活に向けて

準備を始めたため、

夫がやることを奪っておきながら、

「夫は何も手伝ってくれない!

私ばかりが準備してる!」と非難する。

・私が臨月の時に

夫が職場の飲み会で午前様になり、

「臨月の妻をほったらかしにするなんて

信じられない!

いつ帰ってくるの!?」

と問い詰めるべく、

夫の携帯がフリーズするまで鬼電をかける。

・元々喫煙者の夫が、結婚を機に

自らタバコを止める宣言をしたのに、

隠れてタバコを吸っていたことを見とがめて、

「そんなに肺がんになってしにたいなら

さっさとしね!」

と責め立てる

 

今思い返すと自分でも「怖すぎる!」と思うので、

夫は相当理不尽に感じただろうと思います。

 

 

***

 

私はモラハラをやった側ではありますが、

敢えてカウンセラーの視点で

当時の私を見てみると、

心の中に

・夫に体調不良を完全には理解してもらえない

寂しさ

・一人だけ先に親になっていく寂しさ

・妊娠経過をみて不安になったり、

喜んだりする共感が得られない寂しさ

・子どもがいつ生まれるか分からない時期に

一人で夜を過ごす不安と、

それを分かってもらえない寂しさ

・隠し事をされたり、約束を守ってもらえないこと

に対する寂しさ

 

があったのかなぁ、と思います。

 

 

私は源家族の中で傷つき、

精神的に早く自立したので、

親に十分甘えられなかった

寂しさを抱えて生きてきました。

そんな

「親に満たしてもらいたかったのに、

満たしてもらえなかった感情」

を再び感じたことが、

モラハラにつながったのかもしれません。

 

当時の自分をカウンセリングするなら、

よく話を聞いたうえで、

・体調が悪い中、家事や仕事をできる範囲で

よく頑張ってるね、と承認する

・赤ちゃんが生まれてくるのが楽しみで、

早くから準備を頑張ったんだよね、と認める

・臨月に一人でいるのが心細かったんだよね、

と感情を受け止める

・タバコのことは、隠し事が悲しかったし、

家族3人で健康に暮らしたかったんだよね、と

本当の気持ちに気づかせる

ようなことをすると思います。

 

また、当時の自分には心の余裕がなかったので、

心をの余裕を作るために必要なこと

(自己肯定感を上げることや、

体調を優先して家事や仕事を休むこと、

身体のケアに専念できるように、

実家に帰ることなど)

を提案するだろうな。

心の余裕を作るだけでも

モラハラは多少落ち着くかもしれませんが、

必要ならば、

気持ちが落ち着いてきたころに、

「何でこんなに寂しいんでしょうね?」

と過去を探ってみたり、

寂しい気持ちの手放しを

勧めたりするだろうな。

 

***

 

次回は、産褥期に経験した産後鬱や

産後クライシスによって、

更に夫婦関係が悪化していったことを

書いてみたいと思います。

***

ここまでお読みいただいて

ありがとうございました。

心と体をゆっくり休めてまた、

お会いできたら嬉しいです。

それではおやすみなさい。

しゅうこ。

 

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