仕事に育児に家事に忙しくしているワーキングマザーの皆さん!
カウンセラーのしゅうこです。
今回は、オンラインカウンセリングココロのマルシェに寄せられたお悩みに回答しました。
今回の記事をお読みいただくと、良好な夫婦関係を築く上で重要な、自己肯定感をあげる方法が分かります。
自己肯定感とは、どんな自分のこともそのまま受け入れるということ。
しつけに厳しい家庭で育った方や、高学歴で競争社会の中で勝ち残ってきた人ほど、実は自己肯定感は低い傾向があると私は思っています。
そういう人ほど、自己肯定感を身に着けると、あっという間に全てが良いほうに変わっていくものです。
【ご相談】心の荷物を整理したいです。
今、自分自身のことでとても悩んでいます。
そのきっかけは主人から「もう前のような好きな気持ちがなくなってしまった」と言われたことでした。
主人はとても優しい人で、結婚してからもずっとずっと私のことを大切にしてくれていました。ですが、私はいつも自分のことばかりで、全然愛を受け取れず、それを返すということも全く出来ていませんでした。
私自身、もう何十年もずっと生きづらさを感じで生きてきました。自己肯定感がとても低いことや自分を嫌いなこと、なぜか分からない寂しさや悲しみのようなものもずっとあり、生きているのが苦しくて死んでしまいたいと思うことも多々ありました。
私はこういった沢山の心の荷物を抱えたまま結婚し、主人に好きと言ってもらうことで自分自身の寂しさを埋めてもらったり、何とか立ってこられたんだと思います。そして、主人ももうそんな私が重すぎて、背負い切れなくなってしまったんだと思います。
自分自身が背負っている問題を解決していかない限り、夫婦問題も子どもとの関係も全て良くならないことはよく分かっています。でもどうやってこの沢山ある心の荷物を整理していけばよいのか分かりません。
私のような重たい人間が居なくなれば、夫も子どもたちも幸せに暮らせるのではないかとすら考えたりします。
アドバイスよろしくお願い致します。
(みんとさん)
みんとさん、こんにちは。カウンセラーのしゅうこです。
ご主人から「もう前のような好きな気持ちがなくなってしまった」って言われたんですね。
ショックでしたね。
みんとさんにとってご主人は、心の荷物を一緒に持ってくれる頼れる方だったんでしょうね。
そんな人に前のような好きな気持ちがなくなってしまったと言われると、本当に悲しいですよね。
ずっと自分のことばかりでいっぱいいっぱいだったこと。
ご主人の愛を全然受け取れなかったこと。
ご主人に愛を返せていなかったこと。
自分の寂しさをご主人に埋めてもらおうとしすぎたこと。
後悔してしまうこともたくさんあると思います。
ただ、これって仕方がないところもありますよね。
家事や子育て、仕事をこなすのに精一杯で余裕がなかったこともあるでしょう。
愛を与える・受け取るということ自体を知らなかったということもあるでしょう。
ご主人に好きと言ってもらうことで寂しさを埋められたから、今まではそれで問題なかったということもあるでしょう。
ぜひ自分に、
「しゃーないやん。今こうなったのは、それだけの理由があるんだからさ。」
と言ってあげてください。
自分自身にそう言うのが難しい場合は、自分の大切な友達が同じ状況になっている場面を想像してください。
その人がみんとさんに相談してきたら、何て言葉をかけるでしょうか。
きっと、「あんたがそんな性格だから、こんなことになるんやで!」とは言わないでしょう?
自然と優しい言葉が出てくると思います。
その言葉を自分にかけ続けてあげてください。
こんな方法で、問題を抱えた自分にただ寄り添ってあげましょう。
そうすることが、自己肯定感の向上につながります。
自己肯定感は「どんな自分のことも肯定する」ということです。
自己肯定感が上がると、自己嫌悪している部分も肯定的に捉えられるようになります。
そのうえで、ご主人や子どもたちに愛や感謝を伝えましょう。
何かしてもらったら「ありがとう」と言いましょう。
ご主人には、ずっと大切にしてくれてありがとう、や
寂しがりの私とずっと一緒にいてくれてありがとう、
子どもたちには、私のところに生まれてきてくれてありがとう、や
みんな大好きだよ、
と伝えましょう。
最初は夜寝る前にイメージの中でやるだけで大丈夫です。
愛や感謝の言葉を贈ることで、寂しさを癒し、人とのつながりを感じることができるようになります。
そして、実際に会いや感謝を伝えられたら、家族も決して悪い気はしないでしょう。
むしろ、あったかい気持ちや安心感を感じるはずです。
それが、みんとさん、ご主人、お子さんたちが、みんなで幸せに暮らすことにつながるのではないでしょうか。
ぜひ試してみてくださいね。
***
私もね、子どもが生まれて数か月の頃に、夫から「離婚しようと思った」って言われました。
私はその時ショックすぎて目の前が真っ白になりました。
私の夫もとても優しい人で、私に寄り添ってくれる人でした。
だから私はずっと、「夫だったら私の気持ちを何でも受け止めてくれる」と信じていました。
それで、私は夫に甘えて、子育ての不安やイライラを夫に怒ることでぶつけていたんですよね。
私は夫に「離婚」という言葉を出されて、「私があんなに怒るからいけなかったんだ」と反省しました。
でも反省している割に、怒ることを止められませんでした。
そんな自分をたくさん責めました。
そうするうちに、
「私がこんなに怒りっぽいから、うちの中はいつも喧嘩ばっかりなんだ。
私さえいなければ、家の中はもっと平和なはずだ。
だったら、私がいなくなればいいんだ。」
と何度も思うようになりました。
私は5年近く、自分の周りには誰も味方がいないような寂しさを感じていました。
それが、心のことを勉強して自己肯定感を身に着けたら、私はすごく楽になりました。
自分の正直な気持ちに寄り添って生活するようになったら、毎日自然とご機嫌でいられるようになりました。
夫に私の気持ちを受け止めてもらわなくても、大丈夫になったんです。
自分の正直な気持ちに寄り添えるようになったら、夫は自分の気持ちを正直に話してくれるようになりました。
夫の正直な気持ちは私に対する不満やネガティブな気持ちも含まれていましたが、私は普通に受け止められるようになりました。
そして、二人の間で気持ちを共有して、「どうやったら二人の仲が良くなるか」話し合えるようになりました。
今では、夫との仲も子どもが生まれる前よりも仲良くなっています。
だからきっと、みんとさんも大丈夫です。
毎日コツコツ自分のことを肯定していったら、生きるのが楽になります。
ご主人やお子さんと本音で話し合えば、関係もこれから必ず良くなります。
近いうちに、みんなが笑顔で幸せに暮らせるようになりますよ。
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しゅうこ
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