「いい人」ってよく言われるみなさん、こんにちは、
キャンプカウンセラーのしゅうこです。
人の輪に入れない。
人の輪に入れてもらっても、なんだか寂しい。
自分から人の輪を外れてしまう。(分離してしまう)
私は昔から悩みを抱えていました。
私が人の輪に入れない原因は、どこにあるのか?
人の輪に自然に溶け込むにはどうしたら良いか?
心理学的な方法を考えてみました。
私は社会人になったころから「人の輪に入れないなぁ」と感じるようになりました。
私が以前勤めていた職場は、和気あいあいとした仲の良い職場。
新入社員として入社した時に、人間関係が出来上がっている職場にどう溶け込んでいったらいいか分からなくて戸惑っていたんです。
皆さんもそういうことってないでしょうか?
私が特に苦手だったのは職場の飲み会。
仕事以外何の共通点もない人との雑談で
「何を話したらいいの?」
って思っていたんですよね。
そこで私は、話したい人の隣に座って、聞き役に回るようになりました。
私が頑張って笑顔を作って、うんうんうなづいている間はなんとか場が持つんだけど。
相手の人は、話が終わると席から離れて別のところへ行ってしまいます。
気がつくと私はポツンと1人で席に座ることに…。
私は寂しくて、いたたまれなーい気持ちを感じるようになりました。
私が以前勤めていた会社には、私と出身県が同じの、同期の女の子がいました。
彼女と私は同郷なのが縁で、先輩後輩も交えて飲み会に行く仲になりました。
彼女は飲み会で酔っ払ってくると、モラハラチックな彼や、気に入らない親戚への愚痴を延々と話すことが多かったんですよね。
当時の私は、面倒見のよさそうな顔で彼女をなだめつつも、
「話を聞いている人の気持ち、考えたことある?」
「そんな話、興味ないよ。」
「だって私、その人たちのこと知らないし。」
「周りが退屈してないか、ちょっとは気にしてくれたらいいのに」
と、不満を溜めていきました。
ただ、私の周りの人たちは、彼女の話をちゃんと聞いてあげています。
真剣にアドバイスする人もいれば、彼女の男運の悪さをいじっている人も。
その子の周りにはいつも笑いがあって、老若男女問わず人が集まっていました。
私は我慢して、頑張って笑顔を作りながら話を聞いているのに、人との距離があって。
みんなから好かれているのは、いつも好きなように喋るあの子。
そんな光景を見ていた私は
【どうせみんな、私より同期の子の方がいいんでしょ?】
と、ドローっとした嫉妬を感じるようになりました。
そして
【私なんか、いなくてもいいよね】
という無価値感が出てくるのも苦しくて、人の輪から離れるようになりました。
前働いていた会社は2年前に退職したんだけど、人の輪に入れなかったり、人の輪から離れてしまうパターンは続いています。
カウンセラー仲間で集まって話す時、発言を遠慮するし。
私が話すターンがきても、焦る気持ちが出てきて、ささっと話を終わらせちゃいます。
カウンセラー仲間はみんないい人で、とっても上手に話を聞いてくれるのに、です。
私は集まりが終わった後で、
「あんな態度で良かったのかなぁ」
(意訳:あんな態度じゃダメだったよね)
って1人反省会をしてしまいます。
相手や場所が変わっても、同じ問題を繰り返しちゃってるんですよね。
そういう時は、相手やコミュニケーションのテクニックの問題じゃないことがほとんど。
私の潜在意識が私のわだかまりを解放させようと、同じような問題を何度も出現させています。
ということで、私のわだかまりは何なのか?を考えてみました。
私には1歳年上の兄がいます。
兄は真面目で優しい男の子。
学歴コンプレックスが強い母の期待に応えるかのように、成績優秀でした。
また、何かと不器用でもあり、母性本能をくすぐる要素もあり。
母は兄を最優先にし、とてもかわいがっていました。
一方、幼稚園児くらいの私はおてんばで短気な女の子。
私が子どもの頃の鹿児島は男尊女卑の風潮が強く残っていて、
「女は男の言うことを黙って聞いておけばいい」
という雰囲気だったように思います。
(思い出補正が入っているかもしれないけど)
私は、兄が私のモノを勝手に使って怒ることがよくあったのですが…。
私の言い分は聞いてもらえず、悪者にされてばかりでした。
小学生になっておてんばが落ち着いた私は、いい子になろうと頑張りました。
私が大好きな父に対しての母の愚痴を聞いてあげたし。
気弱な母に代わって、ワンマンでガンコな父に母の意見を言ってあげたし。
いい成績が取れるように、勉強も頑張りました。
母に心配をかけないように、性被害にあっても一言も話しませんでした。
でも、母は全然私の方を振り向いてくれませんでした。
「私はお母さんに心配かけないように1人で頑張ってるのに…。
何でお母さんは私のことは大事にしてくれないの?!」
「なんで心配かけてるお兄ちゃんばっかりかまうの!」
私はそんな不満の気持ちでいっぱいでした。
お転婆な私では悪者になるだけ。
いい子でいても振り向いてもらえない。
そんな状況が嫌になった私は、思春期になると、自分の世界にひきこもるようになりました。
心にぽっかり空いた穴を、勉強とか週刊少年ジャ○プとか、いろんなモノで埋めていたように思います。
(勉強を頑張ったり、漫画の世界に没頭できたから、生き延びてこれました。)
私が実家で感じていたわだかまりを単語にしてみると、
「罪悪感」
「無価値感」
「寂しさ」
の3つになると思います。
特に、親から怒られることで感じた「罪悪感」にアプローチすると、その後に続く罪悪感や寂しさも癒されそうです。
カウンセリングだったら、罪悪感を癒していくために、
「子どもの頃の私は、なぜ悪い子でいなきゃいけなかったの?」
と、悪い子になった理由を探してみると思います。
・おてんばと言われるくらい、小さい頃はセクシャリティが強かった。
・いつもお兄ちゃん優先で、常に二番手扱いなことに不満があった。
・いつもお兄ちゃんのおさがりばかりで、私専用のモノがほとんどなかった。
独占欲が強くなってしまったから、勝手にものを借りられるとすごく腹が立った。
などの理由がありそうです。
その理由が見つかったら、イメージワークをやっていきます。
想像の中で小さい子どもの頃の自分に大人の自分が
「そんな事情があったんだから、怒っちゃうのも仕方がないよ。」
「子どもの私が悪者って思い込みはただの誤解だよ。」
「本当は悪者じゃなくって、ごく普通の、子どもだったんだよ。」
って優しく語りかけるようなものです。
元気でお転婆な私に安心感を与えるイメージですね。
そして「無価値感」から誕生した「いい子」の仮面を外すことも重要。
いい子の仮面を外すヒントは、私が嫉妬していた兄や同期の子にあると思います。
私から見た兄や同期の子は
「弱い私」
「何もできない私」
「うだうだ悩んじゃう私」
を丸ごと周りの人に差し出していました。
そういう無防備さが、たくさんの人とのつながりを生み出す秘訣な気がします。
私も普段から無防備に人とかかわろう、
って思うと、ゾッとするので・・・。
まずはブログでドロドロした嫉妬心や、寂しがりやな弱いところをさらけ出してみました。
こんな長文ブログを読んでくださったあなたも、周りの人とつながれず、ポツンとされているかもしれませんね。
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しゅうこ
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