仕事に育児に家事に忙しくしているワーキングマザーの皆さん!
カウンセラーのしゅうこです。
今回は、私が夫と仮面夫婦になったきっかけと、そこから過去最高に仲良くなるまでのことを書きました。
私は子どもを出産したのをきっかけに、夫との関係がめちゃくちゃ悪くなりました。
そう、産後クライシスです。
私は初めての子育てで、右も左も分かりませんでした。
子どもの体調や機嫌がいつも気になって、いつもびくびくしてました。
私は子育てで分からないことがあると、すぐネットで調べていました。
そして、ネットに書いてある「正解」を実践することに躍起になってました。
昼と夜の区別がつくように、夜は一切テレビをつけないとか。
子どもには頻繁に話しかけるとか。
寝かしつけは毎回同じ方法でやるとか。
何でも真面目にやろうとしました。
そして、夫にもその「正解」をめちゃくちゃ押し付けて怒りました。
「夜はテレビをつけないで!」
「家にいるときくらい、スマホばっかり見てないで、ちゃんと子どもに話しかけて!」
「そんな寝かしつけの方法じゃだめ!!」
挙句の果てに私は、
「何で父親のくせに、子育てのことも知らないの?!」と夫に怒鳴っていました。
最初は私の怒りを受け止めてくれていた夫も、だんまりになっていきました。
家にいるときは、ほとんど寝ているかテレビを見ていて、会話がなくなりました。
そのうち、残業や休日出勤で、ほとんど家にもいなくなりました。
私は、「夫は不倫してるんじゃないか?」っていつも疑ってました。
実際、私は家を留守にしがちな夫にそう言って、喧嘩になったことも何度もありました。
私は不倫の証拠探しにはまり、それらしきものを見つけては夫を責めました。
(決定的な証拠は一個もなかったけど。)
私は、不倫を疑いだしてから、夫に言いたいことを我慢するようになりました。
私の心の中は、夫への怒りと不満でいっぱいになっていきました。
でも、私は子育てや夫婦喧嘩のことを誰にも話せませんでした。
私には仲が良い幼なじみや仲のいい職場の先輩もいました。
産後、子育てを手伝ってくれた私の親もいました。
でも、私は今まで友達や職場の先輩に愚痴を話したり、悩みを相談したことがなかったんですよね。
だから、私は自分の不満や悩みを、誰に、どんな風に打ち明けていいか分からなかったんです。
私の親は、優しい性格の夫のことをすごく気に入ってました。
それに、私の地元は鹿児島で、私の親は
「女は男に合わせるのが当たり前。」
っていう価値観が強烈な人たち。
だから、両親に相談しても
「アンタが悪い」
「アンタが我慢しなさい」
って言われるのが目に見えてました。
それで、私は親に相談できませんでした。
私たち夫婦は、家の中ではとても険悪な雰囲気。
でも、家族ぐるみで友達と遊んだり、年末年始やお盆に実家へ帰省するときは、仲の良い夫婦のふりをするようになりました。
この時だけ、私は夫に優しい言葉遣いをしていました。
夫も友人や親戚がいる前では、私に話しかけたり、積極的に子どもの遊び相手になってました。
私はその時よく、自分たちのことを【仮面夫婦だな】と思っていたんです。
私は、家の外で普段と全然違うようにふるまうから、家に帰るとどっと疲れました。
それに、家の外と中のギャップをとても虚しく感じました。
そんな生活が続き、私は「子どもが成人したら離婚しよう」と思うようになりました。
でも、子どもが成人するまで20年近くあります。
私は絶望的な気分になりました。
今思うと、私は全然自分に自信がなかったんですよね。
子育てのことはもちろん、親や友達に相談した時に、親身になって相談にのってもらえる自信もなかったんです。
だから、当時の私は子育ての不安も、夫婦関係のいらだちも夫にぶつけることしかできませんでした。
夫は、最初、仕事で忙しい中何とか私の話をだまって受け止めようとしてくれていました。
それが、当時の夫なりの愛情表現だったんだと思います。
でも、ある時限界がきたから、夫は家にいられなくなったんでしょう。
私は夫との不仲に5年近く苦しんだ後、カウンセリングと出会いました。
私はカウンセリングで自分の悩みや不満などを初めて正直に人に話しました。
カウンセラーさんはただ、私の話を受け止めてくれました。
私は自分の気持ちをただ受け止めてもらう経験をして、初めてほっとすることができました。
私は自分の悪いところを「そうなるのも仕方なかったんだ」と認められるようになりました。
すごく癒されました。
すると、私が嫌だと思っていた夫の行動(不在がち、会話がない、子育てのやり方など)も
「そうなるもの仕方がないね」と思えるようになっていきました。
私はそこから夫婦のコミュニケーションが変わっていきました。
喧嘩の時にいつもだんまりだった夫は、不満を口に出せるようになりました。
喧嘩の時に怒ってばかりだった私は「アドバイスが欲しいんじゃなくて、ただ共感してほしかっただけなの」と、怒りの裏にある本当の気持ちを言えるようになりました。
そして、お互いそれをただ受け止められるようになりました。
お互い本音が言い、受け止められるようになると、喧嘩は「じゃあ○○しよう」という解決策の話し合いに代わり、あっという間に喧嘩じゃなくなりました。
そんな経験をすると、普段の会話自体が本音で話すものに変わっていきました。
夫婦がお互いを理解できている感じがして、会話が楽しくなりました。
今では子どもが生まれる前よりも、夫との繋がりが感じられて幸せです。
今思うと、再構築に向けた行動をとるよりも、自分自身の心を整えることが一番重要だったんだな、と感じます。
ここまで私の話についてきてくれたあなたでも、
「そんな話できすぎ。ただの作り話でしょ?」って思うでしょ?
私もよくそう思って、疑ってました。
でも、私はそんな話を疑ってばかりいたから、ずっと上手くいかないままで足踏みしていました。
私はある時限界を迎えたから、その嘘みたいな話をしてるカウンセラーさんたちの世界に飛び込みました。
限界を迎えた状態から今の幸せな状態になるまでたくさんもがいたし、時間もお金も使いました。
もっと早く行動していたら、早く、楽に幸せになってたのにな、と思います。
ただ、たくさん悩んでもがいた分だけ、おんなじ状況の人と共感できることはたくさんあります。
しんどいのに誰にも相談できない人は、試しにお話ししに来てくださいね。
☆仮面夫婦をやめて本当に理解し合える夫婦になる 体験カウンセリング
【場所】
大阪 (御堂筋線沿線)
【日程】
12月7日 13:00-14:00
12月11日 13:00-14:00
12月17日 13:00-14:00
【金額】
60分 5,500円
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