根本師匠のリトリートセミナー(お弟子さん向け)でお金が受け取れない問題を相談してきたよ 母に怒り、拗ねて抑え込んだ感情を解放

 

こんにちは。

キャンプカウンセラーのしゅうこです。

 

 

今日は、前回に引き続き、根本師匠のお弟子さん向けリトリートのレポートです。

 

前回のレポートはこちら

「お金を受け取る葛藤」――私の中にあった“無価値感”との再会【根本師匠リトリート①】
こんにちは。キャンプカウンセラーのしゅうこです。9月19日に根本師匠のリトリートセミナー(お弟子さん向け)に参加してきました!今回はそのレポート記事です。【追加開催決定!】11月23日(日)10:30-12:00「ライフワークを描くヒントを...

 

今回は、子どもの頃からずっと胸に閉じ込めてきた怒りとすねた気持ちを言葉にして、

 

泣き、笑い、解放したお話です。

 

 

母や親戚との思い出—お金で示される愛情

 

私がお金をもらいたいなって思ったときにぞわぞわするのは、

 

幼少期の母と伯母さんの関わりが原因じゃないかと思っている。

 

 

彼女たちはお金で愛情を示すタイプ。

 

誕生日なんかにお小遣いやプレゼントをくれるのはいいんだけど、

 

必ずこのセリフがついてきました。

 

「お金あげるんだから、いい子にしなさいよ」

 

小さな私は、それがものすごくイヤでイヤでたまらなかったのよね。

 

 

「存在そのものが愛おしいからプレゼントするんじゃないの?

 

交換条件なんてつけるなよ!!」

 

当時はうまく言葉にできなかったけど、

 

いつもこんな風に怒っていたと思います。

 

(今思うと、もっと要領よく、テキトーに

 

「うんわかったー!ありがとー♡」

 

って言えたらよかったなとも思うけどね(苦笑))

 

私の中でお金には

 

「コントロールされることへの苛立ち」

 

がくっついていたんだね。

 

会社やお客さまに対する「期待に応えなきゃ」の感覚

 

そんな話をしていたら、師匠から、

 

「クライアントさんの期待に応えなきゃって思うことはある?」

 

と聞かれました。

 

答えはもちろん大いに「yes」。

 

期待に応える、っていうか期待を超えて初めてお金を頂ける。

 

期待に応えられなければ、受け取る資格はない、

 

って無意識に思っていました。

 

これは個人のお客さまだけじゃなく、会社に対しても同じ。

 

前職では10年以上新製品の量産化をしてたから、

 

やるべき目標は常に達成するのが当然。

 

じゃないと、売るものがなくてみんな困るし、

 

出来ない私は存在している意味がないって思ってた。

 

今の学生の就職支援の仕事でも

 

学生のサポートができるのは当たり前も当たり前で、

 

できなかったら存在意義がないって感じ。

 

(存在意義がないって何回も出てくるなー。

 

それだけできない私には存在意義がないって思ってきたんだろうな。)

 

手の空いた時間は他の人の仕事を手伝ったり、

 

上司に質問されたら迅速に対応して、期待以上の働きをするのが当然。

 

そんな感覚を抱きながら働いてるんだよね。

 

「期待に応えなきゃ存在意義」がないってプレッシャーが

 

大きすぎる部分もお金を生み出す抵抗につながってるんだなって感じたよ。

 

怒りの解放—怒鳴り、にらむワーク

 

こんな感じで話を進めていくうちに、ロールプレイが始まりました。

 

ロールプレイでは、過去の自分とか親を思い浮かべて、

 

言いたいこと、いろんな気持ちを身体ごと表現するのよね。

 

 

安全な環境で感情を出すことで、自分の心のパターンに気付いたり、

 

深い癒しが得られるってものなのよ。

 

今回は私が「子どもの頃の自分」役、

 

そして会場の中から「私が子どもの頃の母役」を選んで向かい合って立ち、

 

2人芝居みたいに進めていきました。

 

まず、師匠の指示にしたがって、子どもの頃の私と母が言い合います。

 

母役「女の子らしくしなさい」

 

私「うるさい!黙れ!」

 

母役は私がイライラするように、何度も何度も同じセリフを投げてきて、

 

私はそのたびに怒鳴り続けます。

 

小さい頃から私は、

 

人の話を聞くのが上手じゃなくて、

 

話を勝手に進めてしまう母にイライラしてきました。

 

 

いつしか「こいつとは話すだけ無駄」と思って、

 

言いたいことを飲み込んできました。

 

私は言葉で上手く言い返せない一方で、

 

こめかみ、肩、お腹、脚にどんどん力が入ります。

 

そんな時に「やっぱり言葉で話すのは苦手?」と師匠。

 

私は「苦手です。飛びかかってやりたいって思うけど」と答えます。

 

師匠は「今日は○○ちゃん(母役)、23発ぐらいだったら殴ってもOKらしいよ」って

 

冗談交じりに言ってくれたけど、私は

 

「それはさすがに申し訳なさ過ぎてできない。

 

かわいそうすぎる」

 

と答えました。

 

(目の前にいるお母さん役をしてくれてる方に申し訳ないってつもりで言ってたけど、

 

今思うと、実の母にも「怒りをぶつけるのはかわいそう」って思ってたのかもな)

 

そしたら「じゃあ、お母さんを睨んでみて」との師匠。

 

目の前の母役をにらみながら、しばらく怒りをぶつけ続けました。

 

 

怒りを出して少しスッキリしてきたところで、感想を聞かれます。

 

私は「恥ずかしい感じ」って答えます。

 

「こんなところ、見られたくなかったなぁ」っていう気分。

 

だってずっと「人前で感情を出すのは見苦しいことだ」って禁じてきたからね。

 

仕事でどんなに腹立たしいことがあっても、

 

どんなにひどい扱いを受けても、

 

寛大で、物分かりがいいふりをしてきた私。

 

周りの人から「大人だね」って言われて

 

それで理不尽なことをしてきたヤツらに勝った気になって。

 

私は自分のために戦わず、気持ちをごまかし続けてきたんだと思う。

 

拗ねた気持ちを丁寧に言葉に

 

怒りを出したあとは、私から母に向かって拗ねた気持ちを一つずつ言葉にしていきます。

 

「ちゃんと私を見て!」

 

母はずっと私に「理想の娘」を求めてた。

 

素直で、優しくて、かわいげのある女の子。

 

あいにく、私は、そんなできの良い女の子ではいられなかった。

 

男勝りで、攻撃的で、ひねくれていて、全然言うことを聞かない子。

 

そんな私はいつもダメ出しされていたけど、

 

小さな私は、ただ母にそのままを受け止めて欲しかったんだよね。

 

「私が娘で良かった?」

 

「娘で良かったに決まってるでしょ!」って承認を求めるようなセリフ。

 

だけど私は

 

「「私が娘で良かった」なんて、お母さんが思うわけないよねぇ!」って

 

お母さんを睨みつけたい気持ちでいっぱい。

 

「私なんかいないほうが幸せだったでしょ?」

 

「私じゃない誰か」が母の娘だった方が、母は幸せだったんじゃないか?

 

お母さんの理想にかなう女の子が母の娘だったらよかったんじゃない?

 

って疑いがずっとあった。

 

でも言葉にしてみて思うのは、

 

「私自身が、私が生まれてきたことを否定してるみたい」っていうこと。

 

自分で自分の誕生を否定するのはすごく悲しくて、涙が止まらなくなる。

 

「どうせ私なんかいなくてもよかったんでしょ

 

家の中で、いつも両親の注目の的は兄。

 

父の理想である「強くたくましい男の子」になってほしい父は、

 

優しくて不器用な兄にしょっちゅう怒っていた。

 

母は兄を目に入れても痛くないほどかわいがっていたから、

 

いつも兄のことで両親は喧嘩。

 

私はその場の空気に耐えられなくて、ふらっといなくなるんだけど、

 

私がいないことさえ気付かない母。

 

そんな情景を思い出して、心の奥にずっとしまってきた悔しさが溢れ出す。

 

「私はお母さんの役に立った?」

 

このセリフを言った瞬間、「( ゚Д゚)ハァ?」って怒りが吹き出す。

 

 

私はお母さんの理想の性格ではなかったかもしれない。

 

だけど、お母さんが理想の娘に求めていた高校にも入ったし、

 

いい会社に就職して、いい旦那さんと結婚して、かわいい子どもにも恵まれた。

 

母の期待を全部叶えてきたって心から思った瞬間

 

「今のセリフ言ってみてみてどうだった?」って師匠から聞かれる。

 

「役に立ったに決まってるやん。お母さんが求めてることは全部やったもん。」

 

すごく腹落ちして、スッキリした感覚。

 

怒りと解放の涙が混ざって、身体から力が抜けていく。

 

自由の許可

 

最後に、母役からこう言われました。

 

「お母さんのために頑張らなくていいよ。自由にしなさい。」

 

そしたら気分が一転して、腹の底から喜びがあふれます。

 

「今どんな気分?」と聞かれて、

 

「よっしゃ!って感じ。今すぐここから外に出て、外を走り回ってきたい気分です!」

 

嬉しくてうれしくて笑いが止まらず、満面の笑みでセッションが終わりました。

 

セッション後の感想

 

心の問題を扱う時、私はいつも「母に怒っている私はダメ」で、

 

「母に感謝できる自分にならなきゃ」ってずっと思ってたみたい。

 

 

だけど、今回のセッションで自分自身がちゃんと役に立ってきたんだって気付けた。

 

母のために「ちゃんとしなきゃ」って思ってきたけど、

 

もう十分すぎるくらい、ちゃんとしてたんだって認められた。

 

無価値感でいっぱいな同士のあなたも、

 

もしかしたら、とっくに誰かの役に立ってるのかもしれないね。

 

その気づきが胸に入ってくると、

 

「ちゃんとしなきゃ」という重みが、すごく軽くなるのが分かる。

 

「お母さんのために頑張らなくていいよ」

 

その言葉を聞いた瞬間、身体をがんじがらめにしてた鎖が一気に地面に落ちた。

 

 

あなたも、もし同じように長く頑張ってきたなら、

 

そんな瞬間を想像してみて。

 

胸の奥から強く湧き上がる喜びと、全身に広がる軽さ。

 

これから先、自由がどんな形で私の仕事や日常に広がっていくのかはまだ分からない。

 

でも、先の分からない未来に、何だかわくわくしている。

 

 

 

お知らせ

【11/23 10:30-12:00】【追加開催決定!】 自分史ワークショップ

 

詳しいご案内はこちらの記事をご覧ください。

【追加開催決定!】【あと4名様】【11月23日(日)10:30-12:00】自分史ワークショップ📝
こんにちは!キャンプカウンセラーのしゅうこです。✨たくさんのリクエストをいただき、追加開催が決まりました!10月5日や25日の開催をご案内したところ、「次の開催はありますか?」 というお声を複数いただきました。その気持ちが本当にうれしい!と...

 

 

Youtubeライブ!】マンガの心理学!

次回は10月24日 鬼滅の刃 主人公 竈門炭治郎を取り上げました。

 

次回からは新シリーズ ゴールデンカムイ編がスタートします♪

 

11月6日は杉本佐一を取り上げます。お楽しみに!

 

 

公式ライン ご登録さま限定プレゼント実施中!

1.自分の強みや価値・才能が見つかる!

『自分史ワークシート』

を配布中です!

 

公式ラインにご登録の上、「自分史」とメッセージを送ってくださいね。

 

 

2.ブログ、もしくはYoutubeでご相談に回答します!

 

公式ラインのメッセージから

①ご相談のメッセージ

②ご希望の回答方法(ブログ・Youtube

をお送りください。

(メッセージは私にしか見えませんので安心してね)

 

ご登録はこちらからどうぞ!

友だち追加

 

 

メッセージフォームから、ブログへの疑問・質問やご感想を受け付けています。

 

メッセージはこちらからどうぞ

 

メッセージお待ちしています

 

 

「今のままでいいのかな?」とモヤモヤしたら、いつでも来てね。

 

1人で頑張る必要はないからさ。

 

あなたの幸せに向かって、一緒に進んでいこー!

 

しゅうこ

▼▼疑問・質問やご感想などお気軽にコメントくださいね▼▼

タイトルとURLをコピーしました