
こんにちは。
キャンプカウンセラーのしゅうこです。
お酒の席で周りの人がびっくりするほど人が変わるっていうのも、珍しくないお話ですよね。
それが暴言だと周りの人に迷惑をかけたり、傷つけたりしてしまうので困りものですけど…。
暴言を吐いてしまうには「それなりの事情」が潜んでいる場合があります。
自分で自分の「それなりの事情」に寄り添ってあげるのが大事かも?というお話です。
私はお酒を飲みすぎると、人へ暴言を吐いてしまうという癖があり何回か人を困らせる、怒らせています。
平日はほとんどお酒を飲まず、友達と会う金・土にまあまあの量を飲むことがあります。
日曜日は翌日出社のコンディションを整えるため飲まないようにしています。
お酒を飲んだ状態で出てくる感情は日頃貯めている感情とよく言われますが、
仕事をするにおいて、他人と関係性を構築するために、冷静に対処(感情を出さない)することが増えてきたと感じます。
また物事を進めるにも感情的になっても解決しないと思い、冷静に対処することがあります。(ちなみに私は女性です。)
またそれが通常運転となり、無意識に不満が溜まっているのではと感じています。
以前友達へ暴言を吐いてしまったことから反省し、2年禁酒を行いました。
禁酒は出来るのですが、飲まなくなった私に対する周りの反応が「飲んだほうがあなたはおもしろいよ」と言われることが多く、しらふの私とのキャラクターの違いにジレンマがあります。
しらふの時はクールとよく言われます。お酒や飲みの場は好きです。
お酒をやめてしまうと、楽しみがほとんど無くなってしまうので、なるべく禁酒はしたくないと考えていますが、
お酒を飲んでいる限りは今後も暴言を吐くことがあると思うので、カウンセリングへ行くことを検討しています。
暴言の改善や日頃の自分の感情を抑えないようにする方法などがあれば教えて頂きたいです。
(らむさん)

らむさんこんにちは!
しゅうこが回答していきますね。
お酒って良くも悪くも思考の枠を取っ払ってくれますよね。
普段、
「感情的になっちゃいけない」
「人を傷つけるようなことを言っちゃいけない」
「人に迷惑をかけちゃいけない」
って無意識のうちに強いルールで自分を縛っている人ほど、
お酒を飲むと人が変わったようになってしまうのかもしれないですねー。
私も以前は記憶がなくなるまでお酒を飲んでは
ガラッと人が変わったようになっちゃうタイプでした。
ハイテンションで喉が枯れるほど喋り続けたり、
奢りのお酒なのに、相手の迷惑も考えず高いワインを4本開けちゃったり。
ツーリング仲間と泊まりがけで出掛けた時は、
仕事で関わらなきゃいけない大嫌いな同僚の愚痴を夜中まで話し続けたことも…。
普段は冷静とか落ち着いてるとか言われるんですけどね〜。
***
らむさんは
仕事をするにおいて、他人と関係性を構築するために、冷静に対処(感情を出さない)することが増えてきたと感じます。
また物事を進めるにも感情的になっても解決しないと思い、冷静に対処することがあります。
またそれが通常運転となり、無意識に不満が溜まっているのではと感じています。
って書かれてますよね。
もしかしたら、仕事や家族関係、何かのスクールなどの人間関係の中で
「やってられない」と匙を投げ出したくなるような誰かの理不尽な我儘も
相手に掴み掛かりたくなるような苛立ちも、
奥歯をグッと噛み締めて耐える日々を送っているんじゃないでしょうか?
「目的を果たすために」って思いながら。
何かの目的を果たすために感情を抑えることは、確かに必要な時もありますよね。
感情を抑えて思考的に振る舞えるのは、男性性の成せる技だよなぁ、と思います。
でもその一方で、どこにも出せなかった感情がマグマのように溜まってしまうことになっちゃうんですよねぇ。
普段、そのマグマは地中深くに溜まっているんだけど…。
お酒を飲んだ時に蓋が外れて、
「暴言」として吹き出しちゃうんだろうと思います。
このマグマみたいな感情を伴う暴言は、
「誰か私を助けて!!」
っていう心の叫びのこともしばしばです。
(詳しくお話を聞かないとわからないですけどね)
らむさんが友達に暴言を吐いてしまったように
「この人なら甘えても大丈夫」
「この人ならきっと私を見捨てない」
って安心感を無意識に感じてる相手の前でだけ姿を表します。
***
このまま普段の生活で感情を出すことを我慢し続けると、
今後も暴言を吐くことは続くでしょうし、
今は好意的に受け止めてくれる飲み仲間も、いずれは去ってしまうかもしれません。
もっと症状が進むと、アルコールをはじめとしたアンダーグラウンドに依存したり、
燃え尽き症候群になって動けなくなってしまったりすると思うと、ちょっとゾッとしますよね。
もし今回の推測が正しかったとしたら、
お酒の席での暴言を改善するには、
「助けて」って言えるようになる必要があります。
助けてって言えない人は、
幼少期の家族の中で、手のかからない「いい子」をせざるを得なかったり、
助けを求めたのに救いの手が差し伸べられず、悲しい思いをしたりしています。
当時のことを振り返って思いっきり感情を出し、
大人の目線で当時のことを整理していくプロセスが必要です。
感情を出したり、大人の目線で過去を整理するのは1人でもできますが、
カウンセラーと話しながら進めていけるといいですよね。
人前で感情を出す練習にもなりますから。
2つめの方法として、「助けて」という気持ちも含めた感情を出せるようにするために
「感情を出すことで成功している人」
モデルになるような人を探すのも有効です。
感情を出せる人は分かりやすくて、付き合いやすい印象を与えます。
ポジティブな感情を出している時は、見ていて元気・楽しい・前向きな気分にさせてくれますよね。
ネガティブな感情を出している時もありますけど…。
ちゃんと気持ちを外に出しているから長引かないし、終わった後は
「さっきはごめんねー!」って
サッとフォローに入れます。
自分のポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも感じられているから、
周りの人の気持ちにも敏感。
人の気持ちに寄り添うことで、慕われ、愛されます。
らむさんは周りの方から
飲まなくなった私に対する周りの反応が「飲んだほうがあなたはおもしろいよ」と言われることが多く、しらふの私とのキャラクターの違いにジレンマがあります。
と書かれているので、すでにモデルになる状態なのかもしれません。
(人間味あふれる感じのキャラクターなんだろうなー。)
3つ目の方法として、自分自身を理解して愛するのも大切ですね。
自分を抑えてしまうのは、自分が自分を嫌っているからって場合もありますから。
自分の気持ちを解放するには、「感情をしっかり感じる」のがスタートです。
普段思考的で男性性優位な方は、感情を動かしていくために女性性を解放していくと良いんですよねー。
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しゅうこ
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