生まれてこなければよかった? 私の中の声と向き合う

 

こんにちは!

キャンプカウンセラーのしゅうこです。

 

 

私の中には、二人のインナーチャイルドがいる。

 

前回に引き続き、インナーチャイルドに向き合ったお話。

 

前回までのお話

 

ひとりは、いつも全身に炎をまとって怒っている「激怒ちゃん」。

 

もうひとりは、黙って横たわり、呼吸だけで生きている「ぐったりちゃん」。

 

激怒ちゃんは、ぐったりちゃんを守るために、ずっと戦ってきた。

 

ハリネズミみたいに全方位にハリを立てて、お父さんともやり合い、優等生を演じ、お兄ちゃんに嫉妬し、

 

母方の伯母――私を可愛がるふりをして、実は貶してくるクソババア――に牙を剥いてきた。

 

それしか自分を守る方法がなかった。誰も守ってくれなかったからだ。

 

私は今、激怒ちゃんにこう言える。

 

「ありがとう。ずっと私のために戦ってくれてありがとう。あなたがいたから、生き延びられた。これからは私が守るから」

 

そう言うと、激怒ちゃんはやっとハリをたたみ、私の腕の中で眠る。

 

ぐったりちゃんは、違う。

 

この子は、怒りよりも深く、心の奥底に孤独や悲しみを抱えている。

 

母は私にあまり構わず、周りは男の子ばかり。女の子の友達とはどう付き合っていいか分からなかった。

 

ひとりで冒険ごっこをしたり、漫画を読みふけったりして、寂しさを麻酔のように紛らわせていた。

 

詳細はこちらのブログに

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そして最近、このぐったりちゃんが、胸が締め付けられる記憶を突きつけてきた。

 

 

最近ぐったりちゃんが教えてくれた、ぐったりしている理由

 

「こんなふうに生まれたのはお前らのせいだろ」

 

「生まれてこなければよかった」

 

…こんな、自分の存在自体を否定する気持ち。

 

幼稚園の頃、母や母方の伯母から「ブサイク」とからかわれてきたのね。

 

「お父さんにそっくり」――あの時の言い方、今でも思い出しても腹が立つ。

 

お父さんは確かに世間の基準ではイケメンじゃなかったかもしれない。

 

でも、小さい頃の私はお父さんが大好きだったからさ、二重の意味で侮辱だった。

 

 

私は泣きわめき、怒り狂った。

 

最初、大人たちはなだめたり、笑ってごまかそうとした。

 

でも私があまりにも長く怒り続けたから、面倒くさくなったのだろう。

 

「いつまで怒ってるの、女の子らしくない」

 

そして、もっと最低な言葉を吐いた。

 

「お前は橋の下で拾ってきた子だ。本当の子じゃない」

 

私は心の中で叫び返した。

 

「ふざけるな! こんな顔に産んだのはお前らだろ!」

 

「こんな性格になったのも、お前らのせいだろ!」

 

「こんなこと言われるなら、生まれてこなければよかった!」

 

自分で自分のことを生まれてこなければよかったと思うのは、本当に悲しい。

 

その痛みが強すぎて、激怒ちゃんに対応を任せ、

 

ぐったりちゃんは表に出るのをやめたのかもしれない。

 

どうせ関われば、また傷つくだけだから。

 

インナーチャイルドの痛みに寄り添う

 

ぐったりちゃんがこんな気持ちをずっと抱えてきたのなら、力なく横たわっているのも当然。

 

でも、本当はこの子は、怒りもエネルギーもたっぷり持った、負けん気の強い女の子だったはずだ。

 

私はこの子をムリに癒そうとか、機嫌を取ろうとか、思わない。

 

怒りたいなら、好きなだけ怒っていいよ。

 

泣きたいなら、好きなだけ泣いていいよ。

 

悲しみたいなら、気が済むまで悲しめばいいよ。

 

大人たちが都合で怒りや涙を止めさせようとしたあの日と、同じことは絶対にしないからね。

 

もし起きたくなったら起きておいで。

 

何かしたくなったら、大人の私に言って。

 

大人の私なら、叶えてあげられるはずだからね。

そういう、インナーチャイルドに寄り添う言葉をかけてあげたい。

 

 

まとめ

 

人はみんな、自分の中に「激怒ちゃん」や「ぐったりちゃん」のような存在を抱えているのかもしれない。

 

それは他人から見れば「怒りすぎ」「落ち込みすぎ」と映るかもしれない。

 

けれど、その感情には必ず理由がある。

 

私たちは、それを黙らせるのではなく、耳を傾け、そばにいることができる。

 

それが自分を守ることにつながると思うんだ。

 

 

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クール系男子に隠された気持ちについてお話します^^

 

 

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自然の中にいると、心って、勝手に緩むんです。

 

私自身、焚き火を見ながら、風の音や鳥のさえずりを聴きながら、

 

少しずつ身体と心がほぐれて、「ほんとの願い」が出てきました。

 

そんな自然の中で、自分に会いに行くような時間を過ごしませんか?

 

 話すだけでも、自然に触れるだけでもOK。何かが動き出す、やさしい時間を一緒に。

 

現在猛暑につきお休み中。9月から募集を再開し、10月から再開します。

 

 

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