
こんにちは!
キャンプカウンセラーのしゅうこです。
7月8日のワンデーリトリートセミナーで、自分の悩みをシェアする時間があった。
その時のレポートきじはこち

そこで言われたのが、「なんでそんな自己不信が強い?」という一言。
胸がぎゅっとして、涙が出そうになった。
「自己不信」って言葉が、自分でもまだちゃんと見てなかった気持ちのフタを、そっと開けてくれた気がした。
私はこの“自己不信”というものの正体を知りたくて、今日、根本裕之さん(師匠)カウンセリングを受けてきた。
今回はそのレポです。
もくじ
自己不信ってなんだろう?
私は自己不信って言葉にあんまりなじみがなくて、どんな意味か師匠に聞いてみた。
自己不信とは
「自分の能力に対する不信感」、「自分には可能性がある」
って信じられない気持ちのことなんだって。
たとえば、私はフリーランスのカウンセラーとしてもっと収入が欲しい!って思ってるじゃない?
でも、「私なんかにできるわけない」って、つい心のどこかで思ってしまう。
実力や可能性があっても自分で自分を信じられない状態。
自分を過小評価しているってことなんだって。
なるほどなー。
親との関係が浮かんできた
セッションの最初、師匠に「自己不信と聞いて思い浮かぶことはある?」と聞かれた。
私は最初はピンとこなかった。
1〜2分考えてようやく出てきたのが、親との関係だった。
私は幼稚園のころから、母の不満を父に伝える「伝書鳩」のような役をしていたの。
父は、母の言葉には耳を貸さないけれど、私の話には耳を傾けてくれた。
そして母は、それに味をしめた。
父に直接言えないことを、私に言わせるようになった。
私はお母さんを守るために頑張ってたけど、小学3〜4年生くらいの頃にこう思った。
「私が何を言っても、この夫婦は何も変わらないんだな」
「やっても意味ない。もう関わりたくない」
そう思って、両親からスッと引いたのを覚えている。
「頑張っても報われない」と感じた原点
それから、お兄ちゃんのことも聞かれた。
私は「私は親のために頑張ってきたのに、可愛がられるのはいつもお兄ちゃんだった」と話した。
第一子であるお兄ちゃんの育児に手がかかるから、親の目はいつもそっちに向いてたんだろう、って今は思う。
師匠は言った。
「そしたら“頑張っても報われない”って思っちゃうよね。なんに対しても無力感を感じる傾向ある?」
たしかに私は、仕事も最初の1〜2年はめちゃくちゃ頑張って成果を出すけど、
あるタイミングから急に目標を見失ってやめてしまうことが多い。
製薬会社を辞めた理由も、「今の制度じゃ何をどう頑張っても無駄」って思ってしまったからだった。
インナーチャイルドワークで出会った小さな自分
自己不信の背景にあるのは、やっぱり「親との関係」だろうということで、
インナーチャイルドワークに入った。
小学生の私が、お父さんに怒りながら何かを訴えてる姿がイメージに出てきた。
「本当はお父さんが怖いのに、よく頑張ってるね」
そう声をかけたら、小さい私がびっくりしていた。
誰にもそんなふうに見てもらえたことがなかったから。
現実の私は、思わず涙が出た。
「痛々しいな」「この子、大人の世界で頑張りすぎてたんだな」
そう思った私は、その子に言った。
「そんなに頑張らなくていいよ。」
本当はもう一つ言いたかった。
「あの人たちが喧嘩してるのはあの人たちの課題。どうせいつまで経っても喧嘩をやめないから、あなたが背負う必要はないよ」
…でも、それを口に出すのはちょっとためらってしまった。
一生懸命頑張っている子どもに「その頑張りは無意味」なんて言えなかったんだと思う。
父にぶつけた怒り。心と体の抵抗。
両親の姿を思い浮かべ、100mくらい先にいるところまで、子どもの私を引きずるようにして移動。
父の前に立った。
大人の私は父に言った。
「お母さんのこと大事にしてよ。仲良くしてよ」
「ええ加減にせえよ!!」
子どもの私を守るように怒りをぶつけたその瞬間、
現実の私の頭がぐるぐるし始めて、めまいがした。
体の反応にびっくりして、師匠に伝える。
イメージの中の私もフィギュアスケートの選手みたいにクルクル回ってしまって、何も見えなくなった。
それ以上、ワークを続けられなかった。
私はイメージワーク中に、こんなふうにめまいが起きたのは初めて。
こんなことってあるんだねー、びっくり!
それだけ、「自分のために戦う」のは抵抗があったのかもしれない。
母に向き合ってみたけれど…
目を開けて少し落ち着いたあと、今度は母と向き合ってみた。
「“守ってくれてありがとう”“助けてくれてありがとう”ってお母さんから言われたら、受け取れる?」
師匠に聞かれて、私は即答した。
「いや、全然無理です」
手のひらでセールスを拒否するシールのイメージを持ちながら、「ムリムリムリ」って思った。
子どもの頃の私は、母に感謝されたくなんてなかったのかもしれない。
感謝を受け取ったら、また“いい子”として厄介ごとを任される気がしていたのかも。
それでも師匠が「母の感謝をボールにして、子どものあなたに渡してみて」と言ってくれたので、
白い風船みたいなボールを想像して、「これ、お母さんからだよ」と渡してみた。
小さな私はボールを見て、ちょっとだけ笑ってくれた。
ほんの少し、届いたのかもしれない。
カウンセリングを終えて
帰り道、もうぐったり。
ふだんの10分の1のスピードで歩きながら、どうにか帰宅。
本当は今すぐ寝たい。
3日くらい会社も休みたい。
でも、忘れたくないからこうしてブログを書いてる。これも、自分のための仕事なのかもしれない。
カウンセリングのまとめ
- 私の根っこにあったのは「どうせ報われない」という思い込みだった
- 頑張りの動機は「お母さんのため」だったかもしれない
- これからは「自分のために生きる」ことがテーマ
- カウンセラーの仕事も「責任感」だけじゃなく「自分の喜び」を大切にしてやっていきたい
- 両親の仲を修復できなかったことは“失敗”じゃない。「意味があった」って、あの子に伝えてあげよう
おわりに
カウンセリングではめまいがしてワークを中断したり、母からの愛の受け取りを断固拒否する私が出てきた。
だけど、それでも何かが確かに動いた気がする。
私の場合、セッションのあと、数日経ってからジワジワと癒しや気づきがくることがある。
今回もそんなふうに心がほどけていくといいな。
気長に、自分のペースで。
自分のために生きる練習をしていこうと思う。
もし、あなたも…
「頑張ってるのに報われない」
「なんだか満たされない」
そんな気持ちを抱えているなら、心の奥に眠っている“無力感”が関係しているかもしれません。
自分を癒す旅の第一歩として、あなたにもカウンセリングをおすすめしたいです。
自分のために、自分の声を聞く時間をつくってみてくださいね。
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次回のテーマは 鬼滅の刃 時透無一郎君です!
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しゅうこ
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