【キャンプレポ】 自然の静寂に包まれる極上のキャンプ場でした～クライルガルテン能勢～

 

 

 

最近何だかイライラする・・・。

 

私が普段大学で行っている就職支援の仕事は、大学生が夏休みということで閑散期。

 

夫や子どもとの仲も良好。

 

それなのに、何でこんなにイライラするんだろう？

 

そう思って日常生活を振り返ってみました。

 

すると、日常でイラついた場面を思い返すと、職場の人同士の些細な意見の食い違いに反応している自分に気付いたんですよね。

 

仕事が暇すぎて、普段は耳に入らない余計な情報が心に引っかかってしまったみたいです。

 

そこで、今回はとことん静寂に包まれて耳と心をリフレッシュしようと、こちらのキャンプ場に伺いました！

 

 

 

⛺クライルガルテン能勢

https://www.kleingarten-nose.space

 

クライルガルテン能勢は、

「ここにあるのは自然だけ」

というホームページの最初の言葉にあるように

自然が豊かな大阪府能勢町にあるキャンプ場です。

 

グランピングやBBQ場といったおしゃれな施設はありません。

 

また【2サイト以上のグループキャンプ禁止】というルールが設けられているのも特徴です。

 

私はホームページを見て『自然の中で静かな時間を過ごしてほしい』という思いを感じ、即予約。

 

実際に行ってみた結果、極上の時間を過ごせました。

 

今回はそのキャンプレポになります。

 

 

 

⛺キャンプ場に向かう道中のこと

 

能勢町は大阪府の北部に位置する場所です。

 

大阪キタの中心地梅田から車で1時間程度の距離にあります。

 

でも、都会の近くとは思えないほど、のどかな田園風景が広がっているんです。

（私は関西に来た15年前からこの風景が大好きです。）

 

 

9月上旬のこの時期は、お米の収穫の真っ最中。

 

残暑が厳しい中、農家さんが稲刈りする姿があちらこちらでみられました。

 

このブログを書いているつい最近まで、台風などの影響で米不足気味。

 

スーパーの棚にお米の袋がない状態が続いていました。

(最近は新米がお店に並びつつあります)

 

そんな社会情勢もあって、私は

 

『暑い中農家さんが頑張ってくださるおかげで、私たちは毎日ご飯が食べられるんだなぁ』

 

と感謝の気持ちをひしひしと感じました。

 

 

⛺12:00チェックイン

 

キャンプ場に到着すると、管理人の方がすぐきてくれました。

 

予約したサイトの場所や、駐車スペースといった場所や、

 

焚き火、ゴミの持ち帰りなどのルールの説明を受けました。

 

 

食器を洗ったりする洗い場はあるけど、飲用不可だそう。

 

水の買い出しは必須のようです。

 

 

⛺12:05 サイトに到着

 

今回はA3というサイトを予約。

 

サイトの真横を川が流れる場所です。

 

駐車場からサイトまででこぼこした下り坂をくだります。

 

着いてみると、野趣溢れるいい雰囲気です。

 

人工物もほとんどなくて、非日常感満載。

 

木とロープでできた手作りのブランコもありました！

 

駐車場からサイトまで3往復くらいして、道具を運び入れます。

 

今回使用した道具はこちらです。

（ソロキャンプで使う道具は最小限の私）

 

 

 

⛺12:20設営開始

 

今回はパップテントを使用しました。

 

前回のソロキャンプで、日除けがないテントを選んだところ、暑くて大失敗(涙)

 

反省を生かして、今回は日除けがあるテントを選びました。

 

こんな感じで設営します。

 

 

⛺13:00 設営完了

 

パップテントはワイルドな雰囲気で、野趣溢れるサイトの雰囲気ともマッチ♪

ロケーションとテントの雰囲気がバチっとハマり、思わずガッツポーズです。

 

 

⛺13:20 昼食

 

キャンプ場近くのコンビニでゲットしたパンとチキンを、ガスコンロで温めて食べます。

 

素早く温められるホットサンドメーカーが活躍。

あつあつのご飯を口にして、ほっと一息つけました。

 

 

⛺13:50 川遊び(？)

 

お昼ご飯を食べながら川を眺めていたら、なんだか川に足をつけてみたくなりました。

 

川岸に椅子を出して、日航が反射してきらきら光る川の水面に足をつけます。

 

すると、ひんやりした水の冷たさが気持ちいい。

 

足に触れる砂のしゃりしゃり感も、非日常的な感覚です。

 

川下の方から涼しい風も吹いてきています。

 

このキャンプ場のこのサイトを予約して良かった！

 

とバンザイしたくなるほどの爽快さです。

 

川の中をじっと眺めていると、小さな魚がウヨウヨ。

 

魚の動きや風景を見るともなしに眺めてボーっと過ごしました。

 

 

⛺14:30お昼寝

 

しばらくボーっとしていたら眠たくなってきました。

 

テントに入ってゴロンと横になります。

 

近くのサイトには、同じような時間にチェックインされた男性利用者がおひとり。

 

また、サイトの横を流れる川は、ほとんど流れがありません。

 

聞こえるのはわずかな蝉の鳴き声だけでとっても静か。

 

ここ最近感じていたイライラや身体の力がふーっと抜けていきました。

 

私はこの

自然の静寂に包まれる安心感

が心にとって何よりも大事だと感じます。

 

1Dayプライベートリトリートで、お客様にこういう時間を体験していただきたい！

と思うんですよね。

 

心身ともにほどけるような心地よさを感じながら、お昼寝です。

 

 

⛺15:00事件発生

 

ぐっすりお昼寝していたら、子ども連れのファミリーが川沿いのサイトに侵入。

 

『川沿いのサイトは予約者以外立ち入り禁止』

 

というルールを知らずに入ってきてしまったようです。

 

短時間ならまあいいか、と思い、気にしないようにしていたのですが…。

 

 

30分以上居座られて、さすがにイラッとしてしまいました。

 

管理人さんに通報しようかな…、と思っていたら。

 

ちょうど管理人さんが来てくれました。

 

静かな環境を守ってもらえて良かった、と一安心です。

 

 

♨16:00温泉へ出発

 

そろそろ夕方になってきたので、キャンプ場近くの温泉に向かいます。

 

今回はキャンプ場から車で約3分の場所にある

 

能勢温泉を利用させてもらいました。

 

能勢温泉　ホームページ

 

中は昭和な雰囲気が漂う温泉つきホテルという、レトロな雰囲気。

（昔の公衆電話がありました！かわいい！）

 

施設は清潔感があるシンプルな感じで、とても好感が持てました。

 

温泉は単純弱放射能泉だそう。

 

さらさらした軽い感触の温泉で、いつまででも入っていられそうなお湯でした。

 

テント設営などでかいた汗を流してサッパリ！

 

 

⛺18:00買い物

 

温泉とキャンプ場の間の位置にある地元のスーパーでお買い物。

 

 

キャンプ場での昼寝と温泉のおかげで脱力中。

 

30分ほどかけて、売り場をのんびり見て回り、夕ごはんと翌朝のご飯を買いました。

 

 

⛺19:10キャンプ場到着

 

涼しい夜風に吹かれながらバイクを走らせ、キャンプ場に戻るともう真っ暗。

 

駐車場からサイトまで一切街灯がないので、スマホのライトを頼りにサイトに戻ります。

 

ご近所のキャンパーさんは、ソロの男性が2名になっていました。

 

通りすがりにチラ見した感じだと、1人の方は夕飯が済んで道具のお手入れ中。

 

もうひと方は、晩酌をしながら焚き火を眺めているようでした。

 

お二人とも、キャンプグッズやレイアウトに凝っていて、かっこいい雰囲気。

 

ひとりもくもくと道具を手入れしたり、焚き火の世話をすることで、日時の出来事を忘れ、穏やかな気持ちを取り戻しているのかもしれませんね。

 

憧れるなぁ。

 

 

⛺19:15夕飯

 

真っ暗な私のサイトにLEDランタンを灯して、夕食の準備です。

 

といっても、私はソロキャンプの時はほとんど料理をしません。

 

もともと料理が好きじゃないですからね。

 

ということで、地元のスーパーで調達したお惣菜を温めていただきました。

 

 

⛺20:00

 

夕飯が終わり、後片付けも終わると本当にすることがありません。

 

ということで、テントの中のベッドで寝転びます。

 

 

このまま寝てしまっても良いのですが、夜になると謎のガサガサ音が聞こえてきて、なんとなく落ち着きません。

 

チェックインの時に管理人さんから、このキャンプ場は野生の鹿が出ると聞きました。

 

(ガサガサ音の出どころが鹿だったら嫌だなぁ。

今眠って目を開けた時、眼前に鹿がいた！っていう状況を想像すると怖くて眠れない。)

という気持ちが湧いてきたんですよね。

 

なので、私の気持ちが落ち着くまで起きて過ごすことにします。

 

ブログを書いたり、

 

自宅から持ってきた本を読んだり。

 

顔のパックをしたり。

 

 

慌ただしい普段の生活では集中できないことにじっくり取り組みました。

 

 

⛺22:00就寝

 

消灯の時間を迎え、謎のガサガサ音はなくなりました。

（結局何の音だったのかは分からず…。）

 

聞こえるのは秋の虫の鳴き声だけです。

 

日中は35度を超えるような暑い日が続いているけど、季節は進んでいるんだな…。

 

そんなことを感じているうちに、私の気持ちもだいぶ落ち着いてきました。

 

明朝、清々しい景色に出会えることを願って寝ることにします。

 

おやすみなさい！

 

 

⛺5:20起床

 

朝目が覚めてテントを開けると…。

 

 

残念ながらくもり空。

 

期待したような景色には出会えませんでした。

 

テントから這い出して川を眺めていると、森から出てきた鳥たちが水面に向かって何度もアタック返しています。

 

昨日川で見た小さな魚たちを食べているのかなぁ？

 

と、のんびりバードウォッチングを楽しみました。

 

⛺6:10朝食

 

引き続き川を眺めながら私も朝食です。

 

昨日スーパーで買ったカップスープとお惣菜を温めて食べます。

 

ボーッと川を眺めて鳥を観察し、飽きたらコーヒーを飲む。

 

それを２時間繰り返すという、自由気ままで贅沢な時間を過ごしました。

 

 

⛺9:00片付け

 

チェックアウトまで残り2時間となったので、片付けを始めます。

 

テントの中に敷いていたコットを畳んだり。

 

寝袋を風に当ててから袋にしまったり。

 

テント周りに張っていたロープを拭いて結んだり。

 

テント本体も土や木くずを落として、きれいにまとめました。

 

 

⛺10:30チェックアウト

 

チェックアウト時は管理人さん不在の様子。

 

荷物やゴミをバイクに乗せて、施設を後にします。

 

ありがとうございました！

 

 

 

今回のキャンプでは、自然の静寂に包まれてゆったり過ごすことができました。

 

日常生活を過ごしていると、1日はあっという間に過ぎてしまいますよね。

 

 

私の場合は毎日

 

・仕事に行かなきゃ！

 

・いついつにあの仕事が締め切りだから、今日はこの仕事をやらなきゃ！

 

・家族のご飯作らなきゃ！

 

・子どもに宿題させなきゃ！

 

・ブログ書かなきゃ！

 

と「やるべきこと」で埋め尽くされています。

(自分が好きでやってはいるんですけどね)

 

 

「就職課の相談員」とか「母」、「カウンセラー」っていう【役割】に追われ気味です。

 

みなさんも、【役割】に追われて自分を見失っている部分はないでしょうか？

 

 

さらに最近は周りの人の影響もあって、イライラを溜めこんでいましたが…。

 

このキャンプ場で1人の時間を過ごしていると、あっという間に周りの影響から解放されました。

 

そして、ゆっくり時間を過ごすうちに、「役割」から降りて「本来の自分」になれた気がします。

 

 

今回のキャンプで私は

 

・とにかくゆっくり過ごしたいと思う、マイペースな自分

 

・さわやかな風やひんやりした水の冷たさといった、心地良い感触に触れていたい自分。

 

といった自分を自覚しました。

 

 

最近感じているイライラは、「本来の自分」と「役割」をこなしている自分のギャップが生み出している部分もあるかもしれません。

 

のんびり屋なのに四六時中やることに追われていたら、そりゃあ、ストレスも溜まりますよね。

 

日常生活の中でも「本来の自分」の感覚で過ごせる時間を見つけていきたいと思います。

 

 

 

⛺施設名

クライルガルテン能勢 

 

⛺住所

 大阪府豊能郡能勢町宿野436-6

 

⛺料金

■キャンプ利用料(1泊料金)

A3サイト　土日祝5500円/人

 

詳しい料金設定は、公式ホームぺージ等をご覧ください。

 

10月から1DAYプライベートリトリートっていうプログラムをスタートします。

 

自然豊かなキャンプ場で、思考を緩め、リラックスして過ごしていただけるプログラムです。

 

プログラムの説明記事は近日公開予定です。

 

ぜひ私と自然の中でゆったり過ごして、本来の自分を取り戻していきましょう。

 

 

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しゅうこ